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2022.07.20

選手情報

ティエムが前週に続いて初戦突破。昨年準Vのガストンに逆転勝ちで2回戦進出[スイス・オープン・グスタード]

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Photo by Getty Images

ティエム、力強いサーブとストロークでガストンに逆転勝利

現地7月19日、「EFGスイス・オープン・グスタード」(スイス・グスタード/ATP250)シングルス1回戦が行われ、元世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク274位)は、第7シードのヒューゴ・ガストン(フランス/同59位)と対戦。1-6、6-1、7-6(7)と逆転勝利を飾った。

【動画】ティエム、逆転勝ちで昨年準Vのガストン下し初戦突破! マッチハイライト

前週のATP250バスタッド大会で約1年2ヵ月ぶりにツアー勝利を挙げると、ロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同19位)も破って、ベスト8に進出。復帰から数ヵ月におよぶトンネルに光が見えた。

この日の試合では、2020年の全仏オープン4回戦でフルセットマッチの死闘を演じ、同大会で昨年準優勝しているガストンと対戦。第1セットでは序盤からチャンスをものにできず、5ゲームを連取されて1-6で奪われたものの、第2セットではスピンの利いた力強いストロークでガストンを圧倒し6-1。フルセットにもつれる。

最終セットでは、一進一退の攻防が続く。ガストンがアンダーサーブやドロップショットなどで変化を加えれば、ティエムもサーブでしっかり崩して主導権を握らせない。その中、互いにサービスキープし突入したタイブレークで、6-7からティエムが3ポイントを連取。接戦の末に2回戦進出を決めた。

試合後には、会場の標高が1000メートルを超えるため「コンディションに慣れるのに苦労した」と振り返ったものの、「最初の2セットは僕とヒューゴの一方的な戦いだったね。最終セットはブレークがなくて、タイブレークで決着をつけることになった。タイブレークは、いつも五分五分だから危なかったよ。勝てて本当にうれしい」とティエムは勝利を喜んだ。

2回戦でティエムはフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン/同125位)と対戦する。

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