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2022.08.17

選手情報

プロへの道は一つじゃない! 男子トップ50でアメリカの大学テニスを経験した選手を紹介

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男子トップ50でアメリカの大学テニスを経験した選手を紹介!

若い選手に多い! 男子トップ50で
アメリカの大学テニスを経験した選手を調査


ジュニアの頃からテニスがうまく、高校卒業とともにプロ転向する…そうしたケースは多いが、トッププロの中には大学でプレーすることを選択した後プロになった選手がいる。今回は、大学テニスを経験した選手と、大学でテニスをするメリットを紹介する。

【表】トップ100におけるアメリカ人選手と大学テニスを経験あるいは検討した選手一覧

男子トップ50で大学テニスを経験した選手は5人!

現在、男子世界ランキングの50位内にランクインしている選手の中で、大学テニスを経験したことのある選手は5人いる。各選手について紹介する。
※世界ランキングは2002年8月15日付のもの

●11位:キャメロン・ノリー(イギリス)26歳
先月開催されたウィンブルドンの準決勝で、優勝したノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)を相手に善戦し、自国のファンを大喜びさせたノリー。彼も大学テニスを経験した選手の一人で、テキサス・クリスチャン大学において社会学を修めた。

同じくイギリスの女子トップ選手であるケイティー・ボールター(同129位)と仲良しで、ボールターのボーイフレンドであるアレックス・デミノー(オーストラリア/同20位)が育ったスペインにおいて、みんなでトレーニングをしていたのが目撃されている。ニュージーランド育ちのノリーは、オーストラリアにルーツのあるデミノーと気が合うのかもしれない。

●27位:フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)24歳
両親がテニスアカデミーを運営しているセルンドロ。兄弟もテニスプレーヤーであり、ジュニアの後そのままプロになってしまいそうな環境だが、アメリカのサウスカロライナ大学でカレッジテニスを経験している。その後ブエノスアイレス大学のオンライン講座を受講するほど勉強好きなようだ。

現在はパレルモ大学において経営学の学位を取得するために、オンライン講座を利用して引き続き勉強を続けている努力家だ。

●32位:マキシム・クレッシー(アメリカ)25歳
UCLAで数学を専攻していたクレッシー。母が南カリフォルニア大学のバレーボール選手だったことも、大学入学へのサポートとなった可能性が高い。

ITFジュニアの世界ランキングは2013年(16歳になる年)の1618位 が最高だ。その後2016年にUCLAに入学している。大学ではシングルスよりダブルスで成功しており、4年生時にダブルスで26勝0敗をマーク。大学最後のランキングはダブルス1位だった。クレッシーは大学テニスに力を注ぎ、卒業後にプロに転身して成功したいい例だと言えるだろう。

アメリカの俳優トム・クルーズをヒーローと呼び、『トップガン』が一番好きな映画と語る“ザ・アメリカン”なクレッシーだが、ヨガや瞑想も好むなど幅広い趣味があるようだ。

●43位:ジェンソン・ブルックスビー(ケガによりプレーせずそのままプロに)21歳
ブルックスビーも大学テニスに魅力を感じた一人だ。2019年にベイラー大学においてプレーをする予定だったが、ケガにより1年プレーできず、そのままプロに転身したため大学テニスは経験していない。

とはいえ大学テニスに魅力を感じ、入学しようとしていたことに間違いはない。ブルックスビーの2018年におけるITFジュニア世界ランキング最高位は54位。高いレベルでプレーしていたジュニアにとっても、大学テニスの魅力は明らかだったようだ。

●50位:ジョン・イズナー(アメリカ)37歳
ビッグサーバーとして知られるイズナーは、ジョージア大学で大活躍した。2007年にはNCAA(全米大学スポーツ協会)のシングルスで決勝戦を戦い、ダブルスでは優勝しチームタイトルに貢献した。男子国別対抗戦「デビスカップ」でもシングルスだけでなくダブルスでも活躍したイズナー。高身長を生かしたダブルスのスキルは、大学時代から素晴らしかったようだ。

ちなみに14歳までバスケットボールもプレーしていたようで、現在でも趣味でバスケットボールを楽しんでいるという。

51位から100位ではほとんどのアメリカ人選手が大学テニスを経験している

51位から100位の選手について調べてみると、セバスチャン・コルダ(同52位)とデニス・クドラ(同95位)以外のアメリカ人選手全員が大学テニスを経験していた(下記リンクより表参照)。クドラについては、プロになる前に大学テニスを検討していたという。

【表】トップ100におけるアメリカ人選手と大学テニスを経験あるいは検討した選手一覧

アメリカでは、大学テニスを経てプロになる、という選択肢が広く認識され、実際に成功していると言えそうだ。

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