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2022.08.31

選手情報

ダニエル太郎、元世界7位ガスケに敗れ、5年ぶりの初戦突破ならず[USオープン]

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Photo by Getty Images

ダニエル太郎は18年連続出場となったベテラン、ガスケに敗戦

現地8月30日、USオープン男子シングルス1回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク95位)は、元世界ランク7位のリシャール・ガスケ(フランス/同91位)と対戦。4-6、7-6(1)、2-6、2-6で敗れ、同大会5年ぶりの白星を挙げることはできなかった。

【動画】ダニエル太郎、元世界7位のガスケに敗戦 マッチハイライト

3年連続6度目の出場となったダニエルは、今年36歳を迎え、18年連続USオープン出場となったガスケと対戦。過去2度の対戦で勝利を挙げることはできていないが、いずれも2017年シーズンの戦い。今回の対戦は、約5年7か月ぶりとなる。USオープンでの勝利は2017年大会の1勝のみとなっているダニエルは、5年ぶりの白星を狙った。

試合は、互いにストローカーということもあり、長いラリー戦に。第1ゲームをブレークされたダニエルは、積極的な攻撃を仕掛けるも、ガスケに緩急をつけたストロークで対応され、リズムがつかめない。1ブレーク差を追うダニエルは、左右に振られても脚をよく動かして懸命にプレーしたが、リターンゲームでガスケを崩すことができず。4-6でセットを落とした。

続く第2セットでは、ダニエルは3-2で迎えた第6ゲームでチャンスを握ると、ガスケのダブルフォールトでこの日最初のブレークに成功する。だが、リードは束の間、直後の第7ゲームでガスケの力のあるショットに押され、キープできず。イーブンに戻されると、そのままタイブレークに突入する。ここで今季大きく成長させたサーブ、そしてラリー戦に持ち込んで一気に6連続ポイントを奪って、7-6(1)とセットを奪い返した。

これで勢いに乗りたいダニエルだったが、第3セット以降はサービスゲームでポイントを取るだけでも一苦労。ガスケの堅実なプレーに加え、カウンターショットやアングルショットなどで翻弄され、第3セットを2-6で失うと、第4セットも3度のブレークを許して2-6。セットカウント1-3で初戦突破とはならなかった。

ガスケは、2回戦で第32シードのミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同36位)と対戦する。


■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)

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