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2022.11.03

選手情報

[奥脇莉音のプロ奮闘記(12)] ITFW25大会ではダブルスで準優勝! 10月に出場した4大会の結果を紹介します

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ITFW25大会のダブルスで準優勝!
シングルスは悔しい敗戦が続いています

こんにちは。奥脇莉音です。
今回のコラムでは、10月に行われたITFワールドテニスツアー2万5000ドル(W25)の「能登和倉国際女子オープンテニス」「ゴーセンカップ・スウィングビーチ 牧之原国際女子オープン」「浜名湖東急カップ 浜松ウイメンズオープン」、そして「大正製薬 リポビタン全日本テニス選手権97th」の大会結果をお伝えしたいと思います。

【画像】奥脇莉音プロの最新プレー写真はこちらをクリック

「能登和倉国際女子オープン」ではダブルスで決勝まで進み、決勝戦は6-3、6(5)-7、5-10と逆転負けを喫し準優勝でした。悔しいです…。

しかし、初めて伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)選手と組んだのですが、ペアとのコミュニケーションもきちんと取れ、楽しくプレーすることができました。何より、有観客での開催だったので、たくさんの方が観に来てくださり、とても楽しかったです。この経験を生かしてシングルスでも勝てるようにしたいと思います。

「牧之原国際女子オープン」は、予選1回戦を6-0、3-6、10-1で勝ち、次の予選決勝では5-7、2-6で敗退しました。2試合とも自分のテニスができている時とできていない時の差が激しく、いい時はいいのですが、ミスが増えてくると段々とよくなくなってしまい、勝ちに結びつけることができませんでした。自分の強みである、フォアでの展開は本当によくなってきているので、それを生かして一試合・一大会を通してできるようにしていきたいと思います。



「浜松ウイメンズオープン」では予選1回戦を6-4、6-1で勝ち、予選2回戦も6-2、6-1で勝利。しかし予選決勝は3-6、0-6で負けました。前大会での課題だった“自分のテニスをやり続ける”ことは、少しできたと思いますが、予選決勝の試合は力みもあり、なかなかうまく相手を崩すことができませんでした。ただ、そうした中でも自分のフォアが武器になることやボレーの大切さを学ぶことはできました。

ITFの3大会ですべて予選決勝での敗退となり、非常に悔しいです。もっと一点一点に集中し、次の大会はWTAポイントを獲得できるようにしたいです。

「全日本選手権」では、シングルス予選1回戦を6-4、6-4で勝利したものの、予選決勝の2回戦で4-6、6(3)-7と敗退。とても悔しい敗戦でした。1回戦は自分のテニスを貫き、積極的にプレーできていたのに対して、2回戦は打ち急ぎや打ち過ぎることが多く、落ち着いてプレーできなかったのが敗因だと思います。また、サーブの質・精度が悪かったので、今後もっと左利きを生かしたサーブを研究して、来年は本戦の舞台できちんと勝てるように頑張ります。

そして、これからは海外遠征も視野に入れて、技術面からメンタル面、すべてにおいて向上できるように努力していきたいと思います。

最後になりましたが、今回のコラムで12号目となります。
1年間、私のコラムを読んでくださった方々、本当にありがとうございました。コラムを通して、たくさんの方に出会い、そして応援してくださった方々に心から感謝します。
これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。



【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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