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2022.11.19

ジュニア選手

坂本怜選手にインタビュー プレーもキャラも規格外すぎる192cmの16歳! 「来年は全仏オープンジュニアで優勝したい」【注目のジュニアテニス選手特集⑨】

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坂本選手ってどんな人!? キャラクターについての一問一答

ここからは坂本選手のキャラクターが分かる一問一答を紹介する。



Q:インスタグラムによく出てくるポーズは何ですか?
「全国中学生テニス選手権大会で優勝した時にうれしすぎて出てきたポーズです」

坂本選手のインスタグラムを見れば、そのひょうきんな性格とオリジナルなセンスに気づくことだろう。トレードマークともいえる、寝転んだ状態で両手両足を上げるポーズ(下のインスタグラムを参照)は、昨年の「全国中学生テニス選手権大会」で優勝した時にうれしすぎて思わず出てしまったポーズなのだそうだ。



テニスでこの成績まで上り詰めるには、当然ツライ練習に耐え悔しい敗戦を経験してきたはずだが、自身のお兄さんやチェリーテニスクラブのコーチたちから受け継いだ性格は、それらをポジティブに変換してくれているようだ。


Q:好きな科目と嫌いな科目は何ですか?
「好きな科目は理科。嫌いな科目は国語です」

まだ16歳の高校生ということで、勉強に関しても聞いてみた。好きな科目は理科で、特に元素記号に強い関心を持ったそうだ。反対に、嫌いな科目は国語とのこと。どちらかというと理系であることがうかがえる。

Q:テニス以外に好きなものは何ですか?
「ラーメンと漫画が大好き!」

普段の食事に関しては気を使っていると思われるが、好きな食べ物はラーメンというところが高校生らしい。海外から日本に帰国すると、真っ先にラーメンを食べに行くのが習慣なんだとか。特に「歌志軒」の油そばをお勧めしてくれた。

テニス以外に好きなものは漫画を読むことで、『ONE PIECE』などジャンプ系が好み。テニスの合間にリラックスするためにも一役買ってくれているのだろう。

Q:訪れた都市で一番思い出深かったのはどこですか?
「イタリアです」

試合で訪れた都市の中でも最も印象深かったのはイタリア。食の素晴らしさに魅了されたようで、中でもカルボナーラは一番おいしかったそうだ。

今シーズンはまだまだ試合に出場予定! 坂本選手の今後の活躍に注目!

坂本選手にとって激動の1年も終わりに近づいてきたが、この後グレードA大会の「XXXVコパ・ムンディアル・ユカタン」(メキシコ・メリダ/11月21日〜27日/クレー)、ジュニア世界最高峰の大会である「エディーハー」(アメリカ・ブラデントン/11月28日〜12月4日/クレー)と「オレンジボウル」(アメリカ・プランテーション/12月5日〜11日/クレー)に出場する予定だ。

そして、来年2023年の目標は、なんといってもグランドスラムジュニアのタイトルだという。世界四大大会の中でも、得意のクレーコートで戦う全仏オープンジュニアでの優勝を狙っている。来年も坂本選手の活躍が楽しみだ。



SNSなどから送られる応援の言葉が力に

ジュニアデビスカップ決勝大会終了の翌日、しかも早朝のインタビューであったにもかかわらず、すべての質問に気持ちよく答えてくれた坂本選手。テニスも性格もいい意味で個性が光り、スター性抜群だと感じた。

日本を離れ、海外で転戦するのは想像以上に大変なことも多いだろう。そんな中、SNSなどを通して届けられる応援のメッセージにはいい時も悪い時も勇気づけられているそうだ。盛田ファンドをはじめ多くの人々のサポートを得て最高の環境を得た今、自分らしさを第一に夢に向かって突き進んでほしい。



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写真=坂本怜選手提供