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2022.12.08

大会情報

イギリスのテニス協会、ロシアとベラルーシ選手の追放で2億4000万円の罰金「ウクライナに対する共感が驚くほど欠如している」

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イギリスのテニス協会、ATPとWTAから総額2億4000万の罰金科される

イギリスのLTA(ローンテニス協会)は、ロシアとベラルーシの選手を芝シーズンの大会から追放したことでATPから100万ドル(約1億4000万円)、WTAから75万ドル(約1億円)の罰金を科せられているとイギリスメディアが報じた。

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LTAは、今年3月にロシアによるウクライナ侵攻に対して非難。ウィンブルドンを主催するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)も同調し、イギリスで行われる大会にロシアとベラルーシ選手の出場を禁止していた。

これに対し、ATPとWTAはロシアの行動を非難したうえで、「どんな国籍の選手であっても実力に基づき、差別なくトーナメントに参加できることがツアーの基本」だと、大会から一部の選手を排除することに反対。グランドスラムであるウィンブルドンでのランキングポイント付与しないことを決断していた。また、ツアー大会に関しては、同週に他の地域でプレー機会があったことからポイントは付与したが、LTAに対して制裁をかける予定だともしていた。

ATPの制裁は、イギリスで行われたATPツアー、チャレンジャーの5大会のそれぞれに20万ドルの罰金。WTAもLTAに対し75万ドル(約1億円)の罰金を科しているという。

LTAは、ATPの決定に「この結果に深く失望している。ATPは、ロシアのウクライナ侵攻によって生じた例外的な状況や国際的なスポーツ、イギリス政府の侵攻に対する対応について、全く認識していないことを露呈した。この問題を単純なルール違反とみなしているようで、ウクライナの状況に対する共感が驚くほど欠如し、LTAが直面した独自の状況に対する理解も明らかに欠如している」と批判。

また、「この罰金と、WTAの罰金による経済的影響は、LTAがこの国でテニスを発展させ、大会を開催する力に大きな影響を与えるだろう」と、来季にはまだランキングの低い選手に試合機会を与えるため、多くのチャレンジャー大会が予定されていたが、これも開催できなくなる可能性があるとし、ATPとWTAに再考を求めている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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