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2022.12.29

選手情報

16歳小田凱人、プロ転向や史上最年少での年間王者など激動の1年を振り返る「来季は恐怖、プレッシャーよりも楽しみ」[後編]

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―2024年にはパリ・パラリンピックもありますし、そのために来年が重要になってきますね。

「全豪オープンが年明けにすぐあるので、それがいい結果であればその後も必然的に良いシーズンになってくれると思います。もし、パリを目指すならそこは取らないといけなくなってくるでしょうし、1位と2位にはポイント差で離されていますしね。

ただ、焦ることはないと思います。自分でコントロールできたことでマスターズも優勝して終われましたし、アルフィーに勝った展開はものすごく覚えているので、それをまた表現できれば今年よりも良いシーズンになるのかなと思います」

―世界ランク1位も視野に入っていると思いますが、まずはグランドスラムで勝ちたい?

「ポイント差はあまり気にせずプレーしたいというのが自分の気持ちなので、考えすぎてしまうと責任感が出てきてしまうので、それはまだ16歳には必要ないのかなと。とりあえず勝つことだけを意識してやるのが必須だと思う」

―より楽しみな1年になると感じていますか?

「もちろん自分でもそう感じていますし、見てくれている方々も今回のマスターズ優勝でひょっとしたら来年あるんじゃないの? と思ってくれていると思うので、そこの期待にも応えたい。全米では17歳になってしまいますけど、それでも遅くないと思う。

この1年を通して、常に成長できて、それが最終的にマスターズでも結果につながったので、来年はこれを生かす年になると思う。恐怖、プレッシャーよりも楽しみという思いの方が強いですね」

―貴重なお話をありがとうございました。



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