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2023.07.10

選手情報

[奥脇莉音のプロ奮闘記(20)]1人で回る長期のアメリカ遠征がスタート! 2週目でうれしい今季ダブルス2勝目

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シングルスでは上位進出ならずもダブルスで2度目の優勝!


こんにちは。奥脇莉音です。 
今月のコラムは、まずは5月末から始まった「橋本総業東京有明国際女子オープン」(東京W25)の大会からです。シングルスでは予選を勝ち抜いて本戦に上がることができました。本戦1回戦で負けてしまいましたが、シングルスでWTAランキング1240位を初めて獲得することとなりました。

【写真4点】奥脇莉音プロ @アメリカ遠征の写真をチェック!

そして今、私は、6月中旬からアメリカ遠征(カリフォルニア)に来ています。時差がとてもあるので、まずは環境に慣れるために、試合の5日前にアメリカ入り。最初は、練習することができるテニスクラブの近くのホテルに泊まりました。

1週目は天気があまり良くなく、思うような練習ができない日もありましたが、トレーニングや地元の選手とたくさん打たせていただき、5日間とても有意義な時間を過ごすことができました。また、海外の選手と練習する機会は、なかなかないので小さい子から大学生まで沢山の選手と行い刺激を貰いました。1週目に行った練習場所はとても良いところで、安全な地域でしたので、午後練習が終わったあと、外のスーパーに行ったり、夜ご飯を食べに行ったりとオフコートでも楽しめました!

2週目以降から試合期間に入ったので、基本的に会場の近くに宿泊。ホテルはどこも本当に高く、また会場近くにはお店がないため、一人でどこかに行けるような安全性ではないので基本的にUber eatsを使ったり、会場で夜の分を買ったりして過ごしました。2週目は、他の選手の方に片道だけでも送迎を一緒にしてもらうなどして節約しながら会場に行きました。本当に沢山の方に助けて貰いました。

プロになり、タイやトルコ、マレーシア、韓国、アメリカと1人でツアーを回るようになり、少しずつ慣れてきました。1人なので、飛行機やタクシーなどのアプリを使ったり、海外選手に聞いたりして、その場で対応しています。

試合も日本人が少ないので孤独感を感じたり、会場外でも不安や緊張感がついて回る中ではありますが、その分海外選手と仲良くなったり、語学力も身についてきているので、良い経験になっていると思います。大変なこともあったり不安もありますが、グランドスラム出場という目標に向けて必要な準備、必要な期間です。慣れない環境、不安、孤独、色々ありますが、今はとにかく頑張ります。

試合結果は、アメリカ1週目のW15大会は予選2回戦敗退。ダブルス初戦敗退。1週目から苦しい1週間となりました。

ですが、2週目はW15本戦1回戦敗退、ダブルス優勝! 私にとって2つ目のタイトルです。ダブルスは、パートナーのお陰で優勝することが出来ました! シングルスではファイナルセットでの敗退でしたが、少しずつよくなってきているのを実感できています。

まだまだ努力も足りないし、もっと頑張らないといけない、課題を上げたらきりがないほどあります。なかなか勝てず悔しいですが、一つ一つ課題をクリアして前に進んでいきたいと思います。

アメリカのこの時期は、ツアーに出ていない全米大学リーグ(NCAA)で活躍する大学生の選手が沢山出ていて、レベルが高いです。そういう選手にもきっちり勝っていかなければいけないということ、そしてどうやって勝つか勝てるようになるかを試行錯誤することのできるレベルアップのチャンスでもあります。普段得ることができない経験をアメリカでとても沢山のことを学ぶことができています。

まだまだ試合は続きます。とにかく自分のプレーを思い切ってやり、どこまで通じるのか、どこが足りないのかを明確にして、次に次にと切り替えて頑張りたいと思います。応援よろしくお願い致します。


【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)

・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・秀明英光高等学校所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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写真=本人提供

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