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2023.08.07

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[奥脇莉音のプロ奮闘記(21)]単身でのアメリカ遠征で世界の壁を痛感も5大会目でベスト8入り

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写真=本人提供

奥脇莉音、世界の壁を痛感するもアメリカ遠征最後の大会でシングルス8強


こんにちは。奥脇莉音です。
今月のコラムは、6月後半から7月にかけて行ったアメリカ遠征の後半戦についてお話ししたいと思います。まずは、試合結果です。

【写真3点】奥脇莉音プロ @アメリカ遠征の写真をチェック!

◆アメリカ・アーバインW15 (6月26日~7月2日)
シングルス2回戦敗退、ダブルスベスト4

◆アメリカ・レイクウッドW15(7月3日~9日)
シングルス1回戦敗退、ダブルス1回戦敗退

◆アメリカ・レイクウッドW15(7月10日~16日)
シングルスベスト8、ダブルス1回戦敗退

アーバインとレイクウッドの2大会目でのシングル敗退は、ファイナルセットでの敗退。また、アーバインでのダブルスもファイナルセットと、
なかなか競った試合をものにすることができず、悔しい試合が多かったです。

今回、初めてのアメリカ遠征。なかなか思うように勝てず、また世界の壁の高さを改めて感じましたが、同時にまだまだこれからいける!!と感じた遠征でもありました。

アーバインでは、近くのホテルに一人で泊まりコートとホテルの行き来は、Uberのタクシーアプリで行いました。会場にお昼を食べる場所もなく、基本的に3食をUber eatsで頼む生活をしていました。

遠征中は、日本人が少なかったり、もしくは全くいない状況でしたので、一人で練習やウォームアップの相手を見つけるのにやはり苦労しました。

ただ今回レイクウッド の2週間、初めて現地でホームステイをしました!ホストファミリーのお母さんが日本人の方だったので、日本語で会話ができ言葉が通じる嬉しさを感じました。

また、オフの日は、ショッピングに連れて行ってくださったり、美味しい料理を作ってくださったり、ふわふわのベットを使わせてくださったり、試合会場への送迎までしてくださいました。試合に負けた日は、励ましてくださったり、沢山話を聞いてくださったりもしました。

初めは不安もあったのですが、ホストファミリーがとても温かく迎えてくださったことで、楽しくそして何より安心して過ごすことができました。それまでの遠征では寝ていても緊張感が続いていた状況でしたので、ゆっくり体も心も休めたことも非常に良かったです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

単身、1ヵ月ちょっとのアメリカ遠征でしたが、テニスも日常生活も沢山の刺激を受けました。
そして沢山の人にサポートを受け乗り越えることができました。

日本からも応援をいただき感謝でいっぱいです。
そして、今(7月末時点)は札幌のITFに参加しています。応援してくださる方々に感謝を忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。


【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)
・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・秀明英光高等学校所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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