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2025.02.19

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18歳のフォンセカ、ツアー初優勝し母国ブラジルに凱旋も初戦敗退「来年はもっと良い結果を出せるように準備する」[リオ・オープン]

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Photo by Getty Images

前週にツアー初優勝を果たしたフォンセカ、地元大会は初戦敗退

現地2月18日、「リオ・オープン・クラロ」(ブラジル・リオデジャネイロ/ATP500)シングルス1回戦が行われ、前週ツアー初優勝を果たした地元ブラジルのジョアン・フォンセカ(世界ランク68位)は、アレクサンドル・ミュラー(フランス/同60位)に1-6,6-7(4)のストレートで敗戦。「来年はもっと良い結果を出せるように準備する」と語った。

【動画】フォンセカ、大観衆からスタンディングオベーションで迎えられる&マッチハイライト

前週開催された「IEB+アルゼンチン・オープン」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/ATP250)において、1990年以降のATPツアーで10番目の若さでツアー初のタイトルを獲得した18歳のフォンセカ。母国ブラジルに凱旋し、昨年大会でツアー初白星を挙げた「リオ・オープン」に3年連続で出場した。

初戦の相手は、今季開幕戦となった「香港テニス・オープン」(ATP250)決勝で錦織圭(ユニクロ)を破って、ツアー初優勝を果たしたミュラー。ブラジルのレジェンドであるグスタボ・クエルテンにちなんで名づけられたセンターコート、グーガ・クエルテン・コートで約6000人の観客が見守る中で行われた。

第1セット、立ち上がりのチャンスを逃したフォンセカは、連戦による疲れからかバランスをくず場面が多く、ストロークのミスが止まらない。第2、第4ゲームをブレークされて、一気に5ゲームを奪われた。セット終盤には、ファンの声援を受けて持ち直したものの、1-6でセットを失う。

続く第2セットもフォンセカは、序盤からピンチを迎える苦しい展開となる。なんとかサービスゲームをキープし続けたものの、タイブレークを4-7で落としてストレートで敗戦。フォンセカは、試合を通して計34本のアンフォーストエラーを犯し、ツアー初優勝後に迎えた地元大会は初戦で姿を消した。

敗れたフォンセカは試合後にマイクを握り、「望んでいた試合ではなかったけれど、この素晴らしい観客に感謝しないわけにはいかない。ここでプレーできることは光栄なこと。この素晴らしい瞬間を与えてくれたリオ・オープンに感謝したい。来年はもっと良い結果を出せるように準備するよ」とコメント。観客からの温かい拍手に包まれて、コートを後にした。

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