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2020.08.05

大会情報

線審がいなくなる!? グランドスラムで初めてホークアイ・ライブが採用へ

8月4日、USオープンで、2つのショーコートを除く15のコートで「ホークアイ・ライブ」を使用すると、ネットメディア『Tennis Majors』が報じている。

この機能はコンピューターを使い、リアルタイムでボールを追跡。ラインジャッジだけでなく、コールまでを行い、ラインパーソンの役割を果たす。テニス界にとって、正確で公平にジャッジするために、いまやお馴染みとなったホークアイだが、このシステムはまだグランドスラムで採用されていない。
ATPツアーでは、2017年の「Next Gen ATP Finals」で同システムを採用しており、チチパスは「ホークアイ・ライブはすごく良いと思う。正確かつ反応も速い。人間の目で見るより優れている。他の大会でも採用されるようになってほしい」と絶賛していた。また、新型コロナウイルスのパンデミックの中、開催となった男女混合のプロテニスリーグ「ワールドチームテニス」(アメリカ・ウェストバージニア)でも採用している。

ホークアイ・ライブの採用について、USオープンのトーナメント・ディレクターであるステイシー・アラスター氏は、『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材に対し「大会の各エリアでは物理的に現場にいる人の人数を制限するように求められている」と述べ、ホークアイ・ライブが今回の状況に役立つとしている。

事実、約350人いたラインパーソンの数を100人以下へ大幅に減らすことができたというから、今回の新型コロナウイルス感染拡大の対策として、一つの策となるだろう。

写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka