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2020.08.07

選手情報

US欠場したナダルの次なる目標は全仏13度目の優勝か「開催を信じている」

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8月5日、世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)がオンラインでの会見を行い、全仏オープンやその前哨戦について言及した。

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自身が持つ全仏オープン最多優勝記録を更新し、13度目の優勝を狙うナダルは、「開催されることを信じている。ただ、この数週間で状況が悪化しているのは事実。状況が許せば出場することになるだろう。(新型コロナウイルスの)状況がどうなっているか、コントロールされているのか確認してから決断する」と、不安がありつつも全仏オープンに向けて準備することを明らかにした。

また、ナダルは全仏オープン前哨戦となる「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATP1000)についても言及。「ローマでプレーするかどうかまだわからない。マドリード(・オープン)のキャンセルのあと、新しい大会スケジュールを待っていて、それを見てから決めなければならない」と、まだ出場する決断には至っていないとした。
もしナダルが同大会に出場し、優勝すれば“10度目”となる同一大会優勝だ。すでに「全仏オープン」、「モンテカルロ・マスターズ」、「バルセロナ・オープン」で達成しており、自身4大会目となるか期待がかかる。

“クレーキング”の異名を持つナダルの強さが今年も見られるか、注目だ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma