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2020.08.09

選手情報

「今年の優勝者も、歴代勝者と同じく誇れるはずだ」ナダルがUSオープンに言及

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『テニスワールドUSA』は、スペイン記者団の取材に応じたラファエル・ナダル(スペイン)の言葉を紹介している。

その取材の中で、話はUSオープンの話に。
ナダルをはじめ、ビッグネームの欠場が相次いでいるため、今年のUSオープン勝者はとやかく言われるかもしれないという話に対して、「USオープンは、十分ビッグな大会だし、グランドスラムに値するものだ。私たちがいないからといっても、ビッグトーナメントであることに変わりはない。もちろん、特別な環境下であることは確かだ。それでもグランドスラムである。優勝者は、歴代勝者のように誇れるはずだ」とコメントした。


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また、改めてパンデミックについて、「他の人々と同じく、ロックアウトは私にとっても大変なものだった。一方で、良い面もあった。というのは、何をすべきなのか、望む世界を作る方法を考える時間になったのだ」と振り返ったナダルは、「両親が私の夢を実現させることを手伝うことがいかに難しいことだったかを、私は若くして知ることになった。まず学校が必要で、その一方で、トレーニングや試合もある。多くのことをやるべき時間で、複雑で時間も必要だった」と昔を振り返った発言をしている。

ビッグネームが減っていることは確かだが、それでも2週間、安定したプレーを続けて勝ち抜くことは簡単なことではない。だからこそ、優勝者の偉大さは変わらない。ナダルの配慮が感じられるコメントである。

 

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Photo by Takeo Tanuma