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2020.08.26

メーカーズボイス

画期的改良で一躍大人気に!「ブレードV7.0 98シリーズ」

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ウイルソンが持つ特許×特許が
「これまでにない」を生み出す

その解決のために、用いたのが、特許技術“カーボン・マッピング・テクノロジー”を用いた『FEEL FLEX』テクノロジー。“カーボン・マッピング・テクノロジー”は、CLASHでもFREE FLEXという名前で使われているもの。カーボンの編み方によって、性能を自在に変えられるというすごい技術である。ブレードはどのような編み方にしたかというと、特徴は3つある。1つは、「しなりを大きくした」こと。といってもCLASHよりは抑えている。2つ目が、ラケットの「ねじれを抑制した」こと。つまり剛性を高めたわけだ。これによって、打球感をよくしながら、パワーを高めている。この2つが生きるのは、コートの中に入っての強打というシチュエーション。後ろ→前というスイングをする際、ボールをしっかり捕らえ、打球感よく強い打球を打つことができる。




ちなみに、しなりの大きい部分に対しては、パテントゾーン、数値上の特許をウイルソンが持っているため、他社は同じものを作ることができない。

そして!もう一つの要素が「縦しなり」である。通常の“純しなり”が前後のしなりなら、こちらは上下のしなり。スピンをかける際、大なり小なりラケットを下から上に動かすわけだが、そのしなりを大きくすることで、よりボールの引っ掛かりをよくしてスピン性能をアップさせるというものである。純しなり、ねじれの強さが、前方向のスイング(平行スイング)を想定したものであるのに対して、こちらは上下にラケットを扱う立体的なスイングを想定しているもの。つまり、攻めたい時には叩ける、ある程度守備的な時には縦しなりを生かしてスピンをかけられるというわけだ。





ちなみに、旧「ブレード 98 16×19」、新「ブレード 98 V7 16×19」、他社競合ラケットの3本を使っての、弾道測定マシーン「トラックマン」を使った実験によると、旧ブレードとの比較では、スピン量が10%UP、ボールスピードが2%UP。他社競合ラケットとの比較では、スピン量が15%UP、ボールスピードが1%UPとなっている。スピン量が大幅にアップしていることに、ぜひ注目したい。


「16×19」が強い日本で
「18×20」の人気も上がった

さて、ブレード 98平方インチシリーズは、ウエイト平均305g、バランスポイント平均32.0cmに、ストリングパターン18×20の「ブレード 98 18×20 V7.0」、同16×19の「ブレード 98 16×19 V7.0」の2本。そしてウエイト平均295g、バランスポイント平均32.5cm、ストリングパターン18×16の「ブレード 98S V7.0」がある。



日本で最も人気が高いのは「BLADE 98 16×19 V7.0」、次いで「BLADE 98S V7.0」。しかし、バージョン7.0となり、3番目の人気だった「BLADE 98 18×20 V7.0」の人気がかなり上がったという。






おもしろいと感じるのは18×20、16×19のスペックが変わらないこと。実は、ストリングホール程度では、ラケットに与える影響は誤差でしかないのだという。そういうこともあってか、16×20を使うエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)だったり、16×18を使うアレックス・デミノー (オーストラリア)だったり、自由に変えているプロも少なくないのだという。場合によっては大会、サーフェスでホールを一本増減させることもあるのだとか。
とはいえ、ツアーで最も多いのは18×20でステファノス・チチパス(ギリシャ)、ダビド・ゴフィン(ベルギー)、カレン・カチャノフ(ロシア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)らが使用。16×19を使用しているのは、ウーゴ・アンベール(フランス)くらいだという。


「#BLADERの覚醒」は、試してみないとわからないもの。16×19がいいのか? 人気上昇の18×20がいいのか? それともSラケか。もちろん、そのほかのブレードという選択もある。正直、ラケットの大幅なバージョンUPというのは、なかなかないもの。バージョン7.0となり、大幅な進化を遂げたブレードをぜひ、一度試してみてほしい。


次回(2020/9/2更新)は「あの名品の系譜」について!乞うご期待!!

★[Wilson Web Magazineバックナンバー(2011年1月号~2020年3月号)]
https://wwm.tennisclassic.jp/archive/backnumber/index.html


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