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2020.09.06

大会情報

“次戦が楽しみだ”ティアフォーがUSオープン初の16強入り<USオープン6日目>

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フランシス・ティアフォー(アメリカ)
6-2 6-3 6-2
マートン・フクソービッチ(ハンガリー)

66位のフクソービッチと82位の地元ティアフォーの対戦。ティアフォーが持ち前のエネルギッシュな試合でフクソービッチを圧倒した。ファーストサーブの確率こそ58%だったが、入ったら83%ポイントに。さらにクイックネスを生かしてネットプレーは27本中23本ポイントにするなど、良さが目立った展開だった。特にこの試合は、アンフォーストエラーが21本(フクソービッチ31本)とミスが少なかったのが大きい。効率の良い試合で、疲れることなく3回戦を勝利。グランドスラムとしては昨年全豪(ベスト8)以来、USオープンとしてはキャリア初となるベスト16入りを決めた。

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インタビューでは“アグレッシブになれたこととサーブとフォアハンドが好調であったこと”を勝利の理由としてあげたティアフォー。ベスト8がかかる4回戦の相手、ダニール・メドベデフ(ロシア)との試合を「とてもエキサイティングだ」とコメントしている。その言葉からも、充実したプレーぶりがわかる。メドベデフ戦は、注目カードとなるだろう。


ティアフォーに圧倒された形となったフクソービッチ

Photos by Andrew Ong/USTA 

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)