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2020.09.15

選手情報

ジョコビッチ、ナダルがティエムの戦いを称賛「タイトルを獲得するに値する」

(c)Pete Staples/USTA

世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同2位のラファエル・ナダル(スペイン)が、USオープンで初めてのグランドスラムを制したドミニク・ティエム(オーストリア)の実力を称賛している。

USオープンでティエムは、ダニール・メドベデフ(ロシア)やマリン・チリッチ(クロアチア)、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)らを破り決勝に進出。頂点を決めるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との戦いでは、2セットダウンから見事な逆転勝ちを収め、キャリア初となるグランドスラム優勝を果たした。

この結果に、ナダルは「彼(ティエム)は、超ハードワーカーで偉大なタイトルを獲得するに値する人間だ。目標に集中していたし、素晴らしい人。当然のことだと思う」とコメント。常に高みを目指し、努力してきた賜物だと語った。

また、同大会4回戦のパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)戦で失格となり、大会から退いたジョコビッチは、ティエムとズベレフの関係を引き合いに出し、素晴らしい決勝だったと称賛。「尊敬、感謝、友情。二人のライバル関係や決勝の素晴らしい戦いは、多くのテニスプレーヤーを奮い立たせた。二人とも素晴らしい結果と試合をテニス界にもたらしてくれた」と語り、彼らだからこそ生まれた感情があったとした。

これまで3度、グランドスラムの決勝の舞台で破れ、4度目の挑戦でついにグランドスラムタイトルを手に入れたティエム。


全仏オープン決勝でティエムの優勝を阻んでいるナダル

次なる目標は、過去2度の決勝を経験している全仏オープンだ。2018年、2019年とナダルに敗れており、今回こそリベンジしたいところ。USオープンの優勝会見では、「体力的には100%大丈夫だと思う。すべての問題から回復するための時間はある」と、挑戦する準備ができているとも語っている。さらに、「この目標(グランドスラム制覇)を達成したことで、もう少しリラックスして大きな大会で自由にプレーできるようになると思う」と、今回の優勝が大きな一歩になるとした。
全仏オープンでのティエムの戦いも注目だ。