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2020.11.09

選手情報

ティエム「数ポイントで天国か地獄か決まった…」昨年の悔しさ晴らすべく練習再開!

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11月8日、世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が、自身のオフィシャルウェブサイトを更新。足のケガから復帰し、11月15日に開幕を迎えるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」に向けて、準備を始めたことを明らかにした。

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10月30日に行われた「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)準々決勝で、今シーズン絶好調のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に敗れたティエム。その大会中、右足のマメに悩まされていたとし、ケガの回復を最優先に考えて「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATP1000)を欠場。休養を取っていた。

ティエムは、「この数週間は忙しかった。ウィーンの準々決勝で負けた後、足のケガからリカバリーしていた。数日かかったが、ロンドンのO2アリーナで行われる試合に向けて準備を始めた」と綴り、シーズンの締めくくりへベストコンディションを作っているとした。

昨年大会では、ラウンドロビンでノバク・ジョコビッチ(セルビア)やロジャー・フェデラー(スイス)を破り、決勝トーナメントへ。準決勝ではアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破ったが、決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に逆転負け。最終セット、タイブレークで力尽きて準優勝だった。
同サイトでティエムは「昨年はいい思い出だった」としたものの、決勝のチチパス戦に関しては「ほんの数ポイントで天国か地獄かが決まったんだ…」と、厳しい敗戦だったとした。

同大会を今年の最終目標とし、11月11日にチームのメンバーと共にイギリス・ロンドンへ出発するとしたティエム。4度目のグランドスラム決勝となったUSオープンで悲願の初優勝を遂げ、最終戦で有終の美を飾ることができるだろうか楽しみだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma