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2020.11.15

選手情報

2008年錦織圭以来の快挙! 19歳シナーがツアー最年少優勝

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11月14日、「ソフィア・オープン」(ブルガリア・ソフィア/ATP250)の決勝で、19歳のイタリアの新星、ヤニック・シナーがヴァセック・ポスピシル(カナダ)を6-4、3-6、7-6(3)で破り、2008年に錦織圭(日清食品)以来、最年少19歳でのツアー初優勝を成し遂げた。

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全仏オープンでベスト8に進出したシナーは、その後ATP250ケルン大会でもベスト4に進出するなど好調を維持。今大会では、3回戦でアレックス・デミノー(オーストラリア)や準決勝でアドリアン・マナリノ(フランス)を撃破し、決勝に進出していた。

今回の優勝は、2008年のATP250デルレイビーチ大会を18歳で制した錦織以来となる最年少19歳の記録。シナーは「トーナメントで優勝することはいつも特別なことだ。今週は調子が良かったんだ。僕にとって特別な一週間だと思う」と喜びを語った。

また、昨年の同じ時期には21歳以下の選手で争われる「Next GEN ATPファイナルズ」で優勝しており、これについても「昨年と同じ週に優勝することができていい気分だ」と語っている。
今シーズンを78位でスタートさせたシナーだが、今回の優勝で37位にアップ。トップ100で最年少プレーヤーとなった。

「優勝して一年を締めくくることができてとても気分がいい。来年は今年よりもさらに良いスタートを切れるようにしたい」と早くも来年の活躍を誓った。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma