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2020.12.09

メーカーズボイス

打てばわかる!! ルキシロン「アルパワー」<プロが夢中になる、その秘密とは?!>

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最高の素材、最高の製法から
「アルパワー」は誕生

1994年に誕生した「アルパワー」、ルキシロンにとって第2世代のポリに当たる。その名のとおり、パワーを発揮できるアルミ・ファイバーと耐久性の高いポリ素材が組み合わされているものだ。“ポリ素材”と記したが、正確には「ポリ・エーテル・エーテル」と呼ばれる素材。熱可塑性樹脂と呼ばれるもので、素材としては非常に高価だが、加工しやすく、疲労にも熱にも強いという特徴があるものである。同素材を組み合わせたポリ・ストリングは、実は他社でも発売となっているが、人気という点ではアルパワーが圧倒的に勝っている。なぜなのか? ルキシロンが開発した製法「ビッグバンガー・テクノロジー」で作られているということは大きいだろう。この名前は、元々ルキシロンのポリ「オリジナル」の頭に付けられていたので、商品名だと思っている人もいるかもしれない。実はポリと異素材を高品質で融合させる技術のことなのだ(オリジナル、ティモもビッグバンガーテクノロジーで作られている)。ルキシロン社も、「ストリングのバラつきがほぼゼロである」ことを語っているが、製品の質が高く個体差が基本的にないからというのも人気の要因なのだ。





プロを魅了するアルパワーを
とにかく一度試してみよう!

その打ち味を知らない方に、どう説明すれば良いか?
端的にその魅力を語るなら、スピードとパワーだと言える。しかし、ルキシロンショットという言葉があるように、スピンも特徴の一つだ。そして、フィーリングについても知っておいてほしい。ポリというと、カンカンした打球感など硬い印象があるが、アルパワーは違う。モッチリとしていて快感級なのだ。こればかりは打ってみないとわからないものだが、プロもその虜になるのは、パワー、コントロール、スピン、フィーリングなど、あらゆる要素が優れているからだと言える。ウイルソンでは“パワーとスピード、加えてボールをつぶした際の包み込むフィーリングを求めるプレーヤー”に最適と書かれている。もちろん、ある程度のスイング速度がないと、良さは感じられないかもしれないが、ある程度振れるという方なら、ぜひ試してみてほしい。一つだけ注意したいのはテンションだ。あまり高いテンションで張ってしまうと、プロでしか扱えないようなものになってしまう。フェデラーが「57ポンドくらい」ということなので、ぜひストリンガーの方に相談しながら、自身の最適なアルパワーのテンションを探してみてほしい。






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