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2020.12.09

メーカーズボイス

打てばわかる!! ルキシロン「アルパワー」<プロが夢中になる、その秘密とは?!>

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編集部インプレッション!
ルキシロン「アルパワー」

ビッグバンガー・シリーズ(アルパワー、オリジナル、ティモ)の打ち味を改めて感じよう! ということで編集部(広)、(川)がインプレッションをお伝え!!
※テンションは46ポンドで張っています



編集部(広)
パワー、コントロール、スピン、
そして打球感、四味一体の素晴らしさ!!

アルパワーの試打!! 個人的にも「PRO STAFF RF97 AUTOGRAPH(新作はまだ買えてないので、1つ前&2つ前のもの)」に「アルパワー125」を張っているので、感想と言われても何とも難しい…と思っていたが、私は細谷さんのアドバイスもあって35ポンドで張っているので、今回の46ポンドで改めて「アルパワー」の特徴を感じられた。

一言で表現するなら【オール・イン・ワン】である。その名前にあるとおり、パワー・弾きがある。と言っても、とにかく飛ぶというものではないところが、アルパワーの魅力。しっかりコントロールできるし、スピンもしっかりかかるのだ。何より、フィーリング。ポリなのに“もっちり”した感じがあるのだ(スイートスポット)。個人的には、この打球感がたまらない(来週、再来週の紹介となるが、ビッグバンガー・テクノロジー3兄弟には共通しての打球感がある)。
若い人にはわからないかもしれないが、昔の高いステレオにはイコライザーがあって、低音部・中音部・高音部が好みで変えられる機能があった。こりゃいい!と思って、全てを上げると単純に音量が上がるだけになってしまう。そんなアレではなく、アルパワーの場合、パワー、コントロール、スピン、フィーリングが、それぞれが強調されていて、それぞれがしっかり存在感を示す。そんなすごさがある。

ポリがダメだという人にはおすすめしないが、興味があるならば、一度は試してみてほしい。その際は、あまり高すぎないテンションがおすすめだ。アルパワーはすごい。そう改めて感じた試打だった。







編集部(川)
振っていくほどに
食いつき! スピンがかかる!

これまで色々なストリングを打ってきたが、改めて「アルパワー」の良さを感じることができた。
久しぶりのアルパワー! ということで感じたのは、高く乾いた打球音。が! フィーリングとしては、ボールの食いつきが強く、それに比例してスピンがかかる。スイング速度が高まるほど、それは顕著に感じた。というわけで、スイング速度が速い人の方がフィットすると思う。速く振るほどに、しっかり初速が出るのは良い。

対象レベルとしては、ウイルソンの推奨通り、中上級者のプレーヤーになるだろう。というのも、ポリということで、ある程度の硬さがあり、スイートエリアから外すと飛ばなくなるので、しっかり捕らえられる能力が必要だと思うからだ。もし300gを超えるような重いラケットを使っているなら、テンションを落とすとより使いやすいかもしれない。振っていくほどに良いボールが飛んでいく。どんどん前に攻めていきたい人には合うと思う。久しぶりに打ったが、改めて「アルパワー」の良さがわかった。契約外の選手が自腹を切ってでも買って使う、その理由が感じることが出来た。



(2020/12/16更新)は「ルキシロン オリジナル その魅力とは?」 乞うご期待!!



★[Wilson Web Magazineバックナンバー(2011年1月号~2020年3月号)]
https://wwm.tennisclassic.jp/archive/backnumber/index.html

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