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2020.12.15

ジュニア選手

ジュニア車いすテニス選手・城 智哉「夢は24年のパリ大会、そして世界一」

車いすテニスを始めたきっかけは
体験会で味わった“おもしろさ”

「まずは来年、ランキングを50位、40位に持って行き、強化指定選手となること。そして、2024年のパリ・パラリンピックに出場すること。母や家族、自分を支えてくださっている皆さんに、パラリンピックのコートでプレーする姿を見せたい。もちろん世界一という目標もある。それが僕の夢です」

12月8日で18歳の誕生日を迎えたジュニア車いすテニス選手の城 智哉 (たち・ともや/名城大学附属高3年/世界ジュニアランキングキャリアハイ4位/JWTA車いすテニスランキング[シニア]35位)。その名前は、決してまだ有名とは言えない。だが、自身でもその夢を語っているとおり、日本を代表する選手となる可能性を秘めている。

先天性の病気のため、小さな頃から車いす生活だった城。それもあってか、幼稚園の頃から親の勧めもあり、さまざまなスポーツを体験していた。それらの運動が「楽しかった」という記憶があるという。しかし、小学生では、左足の違和感、痛みなどもあって満足に運動もできず。小学5年生の時に、患部が悪化すると、左股関節脱臼と診断される。「神経麻痺も日に日にマヒしていって、手術を受けました。関節も元どおりにはなったけれど、痛みは消えませんでした」と振り返る城。そんなこともあり、家から出ない日が続いてしまったという。そんな城にとって、運命的だったのが小学6年生の時に参加した車いすテニスの体験会だった。
 「参加していた人たちが、本当に上手くて。ボールを打つのも楽しかったし、あんな風にプレーしてみたいなと。いつまでも家に閉じこもっているわけにはいかないというのもあったので、おもしろそうだしやってみたいと思ったのです」。そして、中学生に入ると、本格的に車いすテニスを始めていく。

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