ウイルソンの3モデル試打インプレは!?『プロスタッフRF 97オートグラフ』『プロスタッフ97』『プロスタッフ97 L』ウイルソンの新プロスタッフシリーズ『プロスタッフ RF 97オートグラフ』、『プロスタッフ97』、『プロスタッフ97 L』の3モデルを、ポリ(ALU POWER)、ナイロンマルチ(DUO POWER)、ポリ×ナイロンマルチのハイブリッド(NXT POWER 16)で試打を実施。ウイルソンの担当者によるラケット紹介映像では、『プロスタッフ RF 97 オートグラフ』の特長はロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク6位)が見事に復活を遂げた2017年のモデルに戻り、さらに進化していること。『プロスタッフ 97』はカーボンの編み方を変えており、芯で捕らえた時の包み込むような打球感を体験できるのが特長。そして『プロスタッフ 97 L』は290gの軽量モデルで、パワーに自信のない人でも扱えると語られている。実際に、トラックマンで測った数値(各ラケット6球ずつを打った平均値)を一覧にしたものを示しながら進行。まずは、フェデラーが使用している『RF 97オートグラフ』のインプレッションについて、右近氏と椿野氏は次のように語った。右近氏「硬かったなという印象でした。ポリはちょっとシンドイという感じで、ハイブリッドのほうはポリよりも優しく、ソフトな印象。僕にとってはナイロンがいちばん打ちやすかったです」
椿野氏「右近さんの言う通り、フレーム自体は硬く、しっかりしているという印象です。ポリは自分のパワーを出していきたいという人にオススメ。もっと飛ばしたい、スピンをかけたい方には、ハイブリッドがいいと思います。横にナイロンを入れるだけでスピンがかかりやすくなり、食いつきもよくなります。もっとしなやかな食いつきがほしいという方には、ナイロンマルチがオススメです」『97』について、右近氏は「スピードでベスト数値が出ました(詳細は映像をチェック)。昔のプロスタッフにとても近い印象です。『RF』に比べると食いつきもあって、球乗りもよく弾きもいい。幅広く使えると思います。ナイロンとハイブリッドを打ち比べると、ナイロンのほうがだいぶソフトに感じました。昔からプロスタッフが好きな人はとても気に入ると思います」とコメント。
椿野氏は、まず「スロート部分のデザイン“赤と黄色のライン”がめっちゃカッコイイ! このデザインはオススメですね」とデザインを大絶賛。続けて、インプレッションについて「『RF』よりも柔らかい印象だったので、こちらのほうが反発してよく飛んでくれました。ポリでもナイロンでもどれでも扱いやすいモデルだと思います」と語った。『97 L』について、右近氏は「特にポリを張ったモデルは飛びが非常によく、回転もかかって打ちやすかったです。『97』に比べると、オフショットをしたときもいい飛びが生まれるなという印象でした。これは使いやすかったです」と話し、椿野氏は「回転数とスピードでベスト数値が出ました。290gは『RF』や『97』よりは振り抜きやすい。軽くても、しっかり反発もしてくれます。女性でも十分に使えると思う」と述べた。最後に、両者のベストバイ・ラケットを発表。右近氏は『プロスタッフ 97』のハイブリッドを、椿野氏は『プロスタッフ 97 L』という結果だった。
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