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2021.04.02

デイリートピックス

セリーナやチチパスのコーチ、パトリック・ムラトグルーのインスタ講座でスキルアップ!

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世界最高峰のコーチングとはどんなもの!?

ムラトグルー氏やムラトグルーアカデミーのインスタグラムアカウントでは、自身が選手やコーチ陣に講義を行っている映像の一部を公開している。テニスをより上達させるためのヒントが短い時間に凝縮されており、見応えのある内容となっている。以下3つほど紹介したい。

●ムラトグルー流「10のうち3~4の力で握る」
強く打とうとすればするほど、手首や腕に力を入れてしまいがち。しかし、ムラトグルー氏は「10(全力)のうち、3から4の力でグリップを握る」ように選手に伝えている。

テニスを習い始めてしばらくは“打つ”という感覚でボールをラケットに当てることが多いものだが、やがて上級者になると、ムチを“パチン”と振る感覚にしていくと、よりスピンのかかったボールが打てるようになる、としている。

●ムラトグルー流「選手の才能は選手自身も知らない」
選手にどれほどの能力があるかは、選手自身も知らない、とムラトグルー氏は言う。ある時、突然信じられないショットを選手が打ったとする。そうしたらコーチが期待するのは、それをスタンダードにしていくこと。

選手の潜在能力は選手自身も知らないし、コーチもはじめからわかっているわけではない。だからこそ、素晴らしいプレーをしたら、それ以上を求めていくことで、選手の能力を最大限引き出していくことができるとしている。

●ムラトグルー流「スピンをかけることでミスを減らせる」
また、2005年生まれのプレーヤーの中では、2020年リポビタン国際ジュニアで優勝するなど成績を残している日本のジュニア選手、ジョーンズ怜音がインスタグラムに登場している。ジョーンズに対し、ムラトグルー氏はスピンの重要性を語っており、「十分なスピンをかけることで、速すぎる球を打つことなく、ミスを減らすことができる」としている。

1分以内で見ることのできる高品質な講義に注目

インスタグラムの投稿は、1分を過ぎるとIGTV Videoに移行する。そのため、手短に視聴者の心をつかむ投稿を行いたい場合は1分以下の動画になっている場合が多い。ムラトグルー氏や自身のアカデミーが投稿しているテニス講義も1分以内となっていることがほとんどで、多くの選手が「なるほど」と思える内容が手短に紹介されている。

テニスの技術が伸び悩んでいる人や次のレベルに行きたい人などは、ムラトグルー氏が教えるテクニックをインスタグラムで垣間見ることで、道が開けるかもしれない。

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