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2021.04.23

テクニック

【テニスのダブルスで勝つ方法】強豪ペアのテクニック&戦術を盗んでもっとうまくなろう(2) [リバイバル記事]

男子ダブルスの強豪ペアを取り上げ、得意なテクニックや戦術を詳しく紹介!

強豪ペアのテクニック&戦術から
学んでうまくなろう!


ダブルスのエキスパートである佐藤哲哉氏が、世界の第一線で活躍している男子ダブルスの強豪ペアを取り上げ、その得意な戦術やテクニックを詳しく解説。男子ダブルスの魅力をたっぷり紹介しよう。

※解説/佐藤哲哉: 1991年、92年、93年、95年の全日本テニス選手権大会男子ダブルスチャンピオン。91年と92年にはデビスカップで松岡修造とダブルスを組んでいる。現在はダブルスのスペシャリストとしてジュニアから一般まで幅広い層を指導
※『テニスクラシック・ブレーク』2018年8月号に掲載したものを再編集した記事になります

【関連記事】男子ダブルスの世界を知る《前編》はこちら



テーマ:男子ダブルスの世界を知る《後編》

【5】パートナーチェンジに関する

プロと一般の考え方の違い

「男子ダブルスの世界を知る《前編》」で述べたように、プロの世界では試合に勝つためにパートナーをチェンジすることは当たり前です。

私自身も、その1人でした。現役時代に全日本テニス選手権大会で4回優勝しましたが、そのうち同じパートナーは2回だけで、残りはそれぞれ違うパートナーでした(91年は古庄大二郎選手、92年は森稔詞選手、93年と95年は本村剛一選手)。

ちなみに、私の知るかぎり最も多くパートナーを替えたのは元ダブルスNo.1のリーンダー・パエス(インド)です。90年代に世界ツアーに参戦し、約30年選手として活躍しました。彼は100人以上もパートナーを替えました。四大大会では男子ダブルスとミックスダブルスで何度も優勝を飾っており、「ダブルスの神」と言ってもいい存在です。

プロはパートナーを替えても感情がこじれることはめったにありません。お互いに勝利を最優先していることがわかっているからです。

しかし、一般ダブルスになると話は別です。私は、パートナーを替えることはあまりおすすめしません。というのも、1人のパートナーと長くプレーすることで、次のようなメリットがあると思うからです。

〈1人のパートナーと長くプレーするメリット〉
●お互いのプレーのクセや性格がわかっているので動きやすい
●2人の連係プレーで間違うことが少ない
●チャンスの時もピンチの時も気持ちを一つにして乗り越えることができる



2016年全仏のミックスダブルスを制したマルチナ・ヒンギス(スイス)とパエス


【6】ほかの四大大会とは異なり
ウィンブルドンは伝統のルールを踏襲

最近は日本人ペアの活躍もあり、皆さんも四大大会のダブルスをテレビなどで観戦する機会があると思いますが、実は、ダブルスのルールがウィンブルドンとほかの四大大会とで異なるのをご存じでしょうか?

全豪、全仏、全米オープンの3大会は男女ダブルスとも3セットマッチですが、ウィンブルドンだけは男子が5セットマッチ、女子は3セットマッチが採用されています。伝統を重んじるウィンブルドンらしいルールですが、プレーヤーにとってはかなりつらい戦いを強いられます。しかし、ウィンブルドンでも2019年大会からは、最終セットで12-12になった場合はタイブレークというルールが適用されています。



伝統を重んじるウィンブルドンでも2019年大会からは最終セットでタイブレークが導入されている

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写真=山岡邦彦、中川和泉、石塚康隆(NBP)、田沼武男

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