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2021.05.20

選手情報

ダブルスで強い日本人女子〜ダブルスパートナーの選び方とダブルスの賞金についても紹介〜

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杉山愛さんはダブルスで
世界ランク1位になっている!!

過去を振り返ってみると1990年代から2000年代にかけて単複で活躍した杉山愛さんがいる。2000年、2003年にはダブルスで世界ランク1位にもなっている(合計45週、シングルスはキャリアハイ8位)。
海外の選手と比べると、日本人選手は身体的条件で劣りがちであることは周知の事実。だからこそ、2人で戦えるダブルスは可能性があるのだろう。こと圧倒的なサーブを持つ選手が少ない女子においては、その傾向が強まると言ってもいい。

今回は、ダブルス女子の強さ、ダブルスパートナーの選び方、ダブルスの賞金などについて紹介したい。

一般的には最もプレーする機会が多いダブルス。ツアーの世界でも、ダブルス専門でプレーする選手も少なくない現状だが、賞金は大きな問題となる。
シングルスと比較すると、大幅に額が少ないのだ。ケースによっては、シングルスの賞金の4分の1なんてケースもある。勝てなければ賞金も得られない。そんなツアーを転戦するわけだから、どうしてもダブルスよりシングルスに軸足を置くプレーヤーが多いことも事実だ。どことなく、テニスはシングルスだ、というイメージがあるのも、そんなことが理由の一つなのだろう。ダブルス選手にとっては、悲しい話である。

<ダブルスはチーム単位での賞金>※ミックスダブルスは除く
■全豪オープン(2021年大会)
・シングルス:2,750,000豪ドル(約2億3,000万円)
・ダブルス:600,000豪ドル(約5,000万円) 1.8億円ダブルスは低い

■全仏オープン(2020年大会)
・シングルス:1,600,000ユーロ(約2億円) 
・ダブルス:319,652ユーロ(約4,000万円)1.6億円ダブルスは低い

■ウィンブルドン(2019年大会 ※2020年は中止)
・シングルス:2,350,000ポンド(約3億6,000万円) 
・ダブルス:540,000ポンド(約8,000万円)2.8億円ダブルスは低い

■USオープン(2020年大会)
・シングルス:$3,000,000(約3億2,000万円)
・ダブルス:$400,000(約4,000万円) 2.8億円ダブルスは低い


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