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2021.06.07

選手情報

ジョコビッチ3時間27分の死闘、ムゼッティに対して0-2から大逆転勝利し、大会15度目のベスト8進出を決める [全仏オープン]

第3セットから息を吹き返した
ジョコビッチが首の皮一枚から大逆転劇


世界No.1ジョコビッチ、若き才能ムゼッティの挑戦を真正面から受け止め、その強さを見せつけた。
6月7日、全仏オープン9日目、男子シングルス4回戦、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)はロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同76位)と対戦。6(7)-7、6(2)-7、6-1、6-0、4-0(棄権)で逆転勝利を果たし、15度目となる全仏オープンベスト8進出を決めた。

【動画】ムゼッティ&ジョコビッチのスーパーショット


第1セット、先にブレークを奪ったのはジョコビッチ。第4ゲームでムゼッティのサーブを破り、3-1とした。すると続く第5ゲームで、ムゼッティがブレークバック。ジョコビッチのショットをことごとく拾っていくムゼッティに、ジョコビッチに精密機械を狂わせる。タイブレークで先にミニブレークを奪ったのはジョコビッチだったが、ムゼッティの運動量、バラエティ豊富な攻撃は衰えない。するとジョコビッチから3本のミニブレークを奪って9-7でセットを先取する。

続く第2セットもジョコビッチは、ムゼッティの勢いに気圧されたかのようなプレーを見せる。互いに1ブレークを奪って進んでくが、ジョコビッチがなかなかポイントが奪えない状態。同様に、タイブレークとなると、ムゼッティに4本のミニブレークを許して7-2で奪われる。このセット、ジョコビッチは9本以上のラリーで7-12と長いラリーになるほどムゼッティにポイントを奪われている。

なんとジョコビッチがセットカウント0-2。第3セットに入る前、ジョコビッチはトイレットブレークを取る。
そこで策を練りなおしたか、流れが一変する。第3セットはファーストサーブが81%、セカンドサーブでは100%のポイント取得率とほぼ完璧なプレーを見せ、リターンゲームでもムゼッティから2ブレークを奪って第3セットを6-1で奪取する。

これでムゼッティの集中力が途切れたが、続く第4セット第1ゲーム、ラブゲームでジョコビッチがブレーク。続くゲームをキープすると、第3ゲームでも1ポイントも与えずにブレーク、さらに、第4ゲームもラブゲームでキープして19連続ポイント。4-0と一気に引き離す。そのまま、このセットは6-0で締める。

勝負の第5セットの前、ムゼッティはメディカル・タイムアウトを取り、一旦コートから離れる。戻ってくる際、スタンドからはムゼッティに対して声援が巻き起こる。ムゼッティサーブの第1ゲーム、ジョコビッチはいきなり転倒。指から出血して手当を受けるシーンがあったが、ここで早くもブレークに成功。さらに第3ゲームでも、ムゼッティの上を行くプレーを披露し、2ブレーク目を奪って3-0。続くゲームをジョコビッチがキープしたところで、ムゼッティが棄権を申し出て試合終了となった。

ジョコビッチは続く準々決勝で、第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同9位)と対戦する。

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