close

2021.06.15

メーカーズボイス

Prince x HYDROGEN[プリンス×ハイドロゲン]第3弾!テニスラケットは衝撃の”ビカビカ”『クローム加工』

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

HYDROGEN(ハイドロゲン)の象徴
「スカル」マークは紀元前からの文化

「スカル(ドクロ)マーク」を見て、ギョッとする人もいるかもしれない。かっこいいと感じる人、ちょっと怖いと思う人、反応はさまざまだろう。

しかし、この絵柄を愛用する文化はかなり昔からある。美術品としてのスカルは、古代ローマ(紀元前509年から紀元前27年まで)でも流行っていたという。そこには“死んだあとには何も残らないから、生きている間を楽しもう”という現世快楽主義の考えが根底にあるのだとか。“メメント・モリ(死を忘れるなかれ)”というラテン語も、この古代ローマ時代に生まれたものなんだという(Mr.Children の曲『花 -Mémento-Mori-』でご存知の方も多いのでは?)。



古代ローマから、スカルマークは使われていた


海外の話ばかりをあげているが、我々日本人にとっても“スカル”は意外と身近なものである。
有名なところでは浮世絵。歌川国芳や葛飾北斎らが描いた迫力あるドクロの絵柄は、教科書などで一度は見たことがあるだろう。美の専門家である浮世絵師だけでなく、スカルはより一般的でもある。派手な柄を衣装にあしらうことも禁じられていたこともあるが、着物の裏地にドクロ柄があったりも。江戸では、よりシンプルなものこそ美、粋とする考え方があったのだという。その最たるものが、骨やドクロだった。“上方は足し算の文化、江戸は引き算の文化”と言うが、確かに骨となったらもう引きようながない。究極の粋なわけだ。

つまり、“スカル”マークという文化は、特別なものというより、昔から非常に身近なところにあるものなのだ。



西洋と東洋で同じ感覚を持っていることはおもしろい


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録