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2021.06.17

テクニック

左利きプレーヤーにはどう対処すればいい!? リターンのコツを紹介!〈サウスポー対策 虎の巻〉後編

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【サウスポー対策3】
どうにもならない…という人は
「ボレー式リターン」で対応!

ボレー式にポンと当てるだけでOK!
試合中、ミスを重ねていくと弱気になり、いわゆるハマった状態に陥りがちです。こうなると、すべてのプレーが中途半端になりがち。そういう時には、ぜひ「ボレー式リターン」を試みてみましょう。打ち方は、ボレーのグリップで当てるだけ。サーブは球威があるので、しっかり返ります! 焦ったら、ボレー式に。当てることに集中して、リターンを返しましょう。

〈ボレー式リターン〉は下の動画でチェックしよう!



◎GOOD
ボレーのグリップで当てるだけでも返る!


ボレーのグリップで当てるだけでもリターンできる


バックボレー式でリターン!

●グリップの握り
フォア



バック


ボレーの握りでOK。好みにもよりますが、(1)手首の背屈(手首を甲側に曲げる)、(2)コック(手首を親指側に曲げる)すると強い打球でも球負けしづらくなります



【サウスポー対策】《シングルス編》
「短いスライス」をクロスに打つ!

短いスライスでフォアの強打を封じ込める!
利き手が逆なため、相手がフォアハンドで、こちらがバックハンド(またはその逆)というシチュエーションが生まれます。一般的にバックが苦手な人が多いため不利と見られがちです。ここでフォアの強打を封じ込めるために使いたいのが「バックハンド・スライス」。これを「クロスに短く打つ」ことができると、相手はボールを強打しにくくなります。

〈対サウスポーのショット〉を下の動画でチェックしよう!



◎GOOD
フォロースルーを短くして、短いスライスを打ちましょう!





短いボールをクロスに打ち、苦しい体勢で打たせたい


フォア側では「高い軌道」
バック側では「短いスライス」で
相手を翻弄しよう!

こちらのフォアハンドは、相手にとってバック側。短くバックハンド・スライスをクロスに打つショットと、やや高い軌道のボールをフォアハンドでクロスに打つ。シングルスでは、これを組み合わせてみましょう。短く浮いたボールが返ってきたらチャンス! 強打してポイントを狙いましょう。


デュースサイドでは、軌道の高いボールを打つのがポイント!


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解説写真=山岡邦彦(NBP)