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2021.07.01

選手情報

<一問一答>錦織圭、世界67位ポピュリンに快勝で2回戦進出! グランドスラム通算100勝も「何も感じません(笑)」[ウィンブルドン]

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錦織圭、ウィンブルドン9度目の2回戦進出「リターンをしっかりプレーできた」

6月30日、ウィンブルドン男子シングルス1回戦で、錦織圭(日清食品/世界ランク53位)が、アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア/同67位)を6-4、6-4、6-4のストレートで下し、9度目となる初戦突破を決めた。また、この日の勝利は、錦織にとってグランドスラム通算100勝目という記念すべき勝利となっている。

【画像】錦織圭のグランドスラム通算100勝をATP&ウィンブルドンが祝福

11大会連続12度目のウィンブルドン出場を果たした錦織は、196cmの身長から強烈なサーブを放つポピュリンと対戦。この日の試合、開始早々にブレークに成功した錦織は、その後も深いボールでポピュリンの反撃を許さず、第1セットを先取する。第2セット以降も、ポピュリンも攻撃的なショットを見せたが、錦織は落ち着いた試合運びでサービスキープを続け、2回戦進出を果たした。

試合後の会見で錦織は、サーブを武器とするポピュリンを相手に「リターンをしっかりプレーできたのは大きかった」と攻撃的にプレーできたことが勝利へのカギだったとコメント。また、グランドスラム通算100勝目を挙げたことに「何も感じません(笑)」と冗談交じりで語ったが、「今日の試合を見ると、経験値の差というのがあった。本当はもうちょっといいプレーヤーだけど、芝での良さが出ていなかった」と、自身がこれまで積み重ねてきたものが勝敗を分けたとした。

2回戦で錦織は、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア/同78位)と対戦。トンプソンは、第12シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同14位)を4時間3分の熱戦の末、フルセットで下し勝ち上がっている。

以下、会見での錦織の一問一答である。

Q. グランドスラム通算100勝ということでどういう意味を持つ数字でしょうか?

「何も感じません(笑) 何と答えれば正解かわからないですけど、まぁ今日の試合を見ると、経験値の差というのがあるのかなというのもありましたかね。彼はハードやクレーはもうちょっとちゃんとプレーできますけど、芝でそんなにまだ試合をしていないので、ミスが多かったり動きがそこまでよくなかったり、本当はもうちょっといいプレーヤーだけど、芝での良さがまだまだ出ていないのかなと思いました」

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma