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2021.07.24

メーカーズボイス

テニスの熱中症対策に!! プリンス/prince「小型クーラーボックス」がオススメ

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不可欠な水分補給のために
重要なクーラーボックス

梅雨が明け、いよいよ夏本番というところ。日本列島を暑さが襲っている。なんと北海道ではいくつかの地点で7月の観測史上最高気温を記録。35度というのが、あちらこちらで聞かれるのだから、一気に夏バテしたという人もいるだろう。

暑くなると心配される「熱中症対策」は、もはやスポーツをするしないにかかわらず、必須と言える。
調べてみると、年間5万人以上が、熱中症になっていて、最も患者数が多くなるのは7月下旬~8月上旬と言われるから正に今が危険なタイミングである。さらに、あるデータによると、テニスは屋外競技で野球、陸上、サッカーに次いで4番目に熱中症が多いという報告もあるから、他人事とは言い難い。

さて、熱中症とはどんな症状とはどんなものなのだろうか。「体温を平熱に保つために、汗をかくことで、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)が減少。結果的に、血液の流れが滞るなどして、体温が上昇し、重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する傷害の総称」という説明になるという。





炎天下、高温多湿という環境下にいることで、体温が上昇。汗を書いて体温を下げるために、皮膚血管を拡張させていくのだが、汗を分泌させすぎると体内の水分量、塩分量などが減り、体内の温度が上昇して傷害が発生するというわけだ。“総称”というように、熱中症は一つの症例だけではない。脳への血流が悪くなってめまいや失神が起こる「熱失神」、血液の塩分濃度が低下することで足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる「熱けいれん」、脱水症状で倦怠感、頭痛などが起こる「熱疲労」、意識障害が起こる「熱射病」といった症例がある。


「暑さ指数」でわかる熱中症の危険度
冷たい飲料で水分補給するためには
クーラーボックスが必要になる

それでは、どのように対策をすればいいのかというと、まず知っておきたいのが「暑さ指数(WBGT)」である。
WBGTは「Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)」の略で、熱中症予防のため、1954年にアメリカで提案された指標で、“℃”が付いているが、気温ではない。
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)の数値で、①湿度、 ②日射・輻射(地面などの放射熱)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標。この数値が25〜28℃になると警戒(積極的に休憩すべき)、28〜31℃になると厳重警戒(激しい運動は中止すべき)、31℃以上(運動は原則中止)となる。





いずれにせよ、とにかく大事なのはうまく「水分補給」することだ。
人間の体は、約6割が水分と言われている。仮に体重70㎏なら42㎏。たくさんありそうだが、体重の5%(体重70㎏なら3.5㎏)減ると熱中症の症状が出始め、10%(同7kg)減ってしまうとけいれんなどが発症。20%(同14kg)消失すると、命の危険も出てきてしまう。

屋外でのテニスの場合、ハードコートは45度以上、砂入り人工芝は40度以上(クレーは高くなっても35度未満なので、比較的安全)にもなり、その輻射熱(ふくしゃねつ)などもあるので、思っている以上に汗で水分はなくなってしまうものなのだ。

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