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2021.09.12

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US初制覇の18歳ラドゥカヌ、表彰式で 「レジェンドを超える時代を作りたい」とスピーチ[USオープン]

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予選から全試合ストレート勝ちでGS初優勝を果たしたラドゥカヌ

現地9月11日、USオープン女子シングルス決勝、18歳のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク150位)は、19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ/同73位)を6-4、6-3で下し、グランドスラムを初制覇。大会史上初となる予選からの優勝を果たし、優勝トロフィーを掲げ、250万ドル(約2.7億円)の賞金を獲得した。 

【動画】記念撮影も初々しさがあるラドゥカヌとフェルナンデス


その表彰式、まず準優勝となったフェルナンデスの名前がコールされると、会場から大きな拍手でその健闘を讃えられる。すると、その目には涙が浮かんだ。
メアリー・ジョー・フェルナンデスさんから質問を受けると、「信じられないほど素晴らしい時間でした。今日の敗戦から立ち直るのは大変なことですが。エマ、そしてエマのチームもおめでとう。私は、今大会での自分を誇りに思います。2週間ありがとうございました。ファンの皆さん、素晴らしい空気を作ってくれて、応援してくれてありがとうございます」とスピーチ。さらに、「また決勝に戻ってきたいと思います。その時は、一番いいトロフィーを手にしたいと思います」と笑顔で語った。

続いて女子シングルスチャンピオン、ラドゥカヌのインタビューに。
「まず、レイラ準優勝おめでとうございます。素晴らしいテニスでした。トッププレーヤーに勝利してきた彼女との、とてもレベルの高い決勝でした。今後も、何度も対戦したいと思っています。
ニューヨークで過ごした3週間、チームに支えてもらいました。コーチ、ありがとう。そしてWTA、母国の皆さん、テレビで見ている皆さん、応援していただき、本当にありがとうございます。そして会場の皆さん、ニューヨークの皆さん、ありがとうございました。まるでホームのように私を歓迎してくれて、予選から応援してもらいました。難しい局面もありましたが、今日優勝することができました。ありがとうございます」とラドゥカヌはスピーチした。

イギリス人選手としては、1977年にウィンブルドンを制したバージニア・ウェイドさん以来の優勝。そのウェイドさんが、決勝の会場にかけてつけていると言われると、「来てくださって、本当にうれしいです。ほかにもイギリスのレジェンドの皆さんも何人もいらっしゃいました。そんな方のためにも頑張りたいと思っていました」と語った。

また今回の決勝は、1999年大会以来となる10代による戦いとなった。それについて聞かれると、ラドゥカヌは「女子テニスの将来は、明るいということだと思います。選手層もそれだけ厚い。全世界の女子選手に優勝の可能性があるということです。ビリー・ジーン・キングさんのような素晴らしいレジェンドを超える時代を作りたいと思います」と答えている。

ラドゥカヌとフェルナンデスが唯一対戦したのが2018年のウィンブルドンジュニア。そのドローを見てみると、昨年の全仏チャンピオンで同大会覇者のイガ・シフォンテク(ポーランド)、コリ・ガウフ(アメリカ)など、すでにツアーで活躍している選手も。内藤祐希(亀田製菓)、佐藤南帆(慶應義塾大)も同大会3回戦進出を果たしている。

“女子テニスの将来は、明るい”というラドゥカヌの言葉どおり、若手がツアーを席巻していくのか。混沌と言われる女子テニス界は、強力な若手の登場で、さらに群雄割拠の時代を迎えることになりそうだ。

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