3月12日、ITF(国際テニス連盟)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月14日~19日に開催予定だった女子国別対抗戦『フェドカップ ファイナルズ』(ハンガリー・ブダペスト)の延期を発表。また、4月17日~18日に世界8ヵ所で行われる予定だった同プレーオフを延期することも同時に発表された。そのため、同日程でITC靱テニスセンターにて開催予定だったプレーオフ『日本対ウクライナ』も延期が決まった。
この苦渋の決断に、ITFのデイビッド・ハガティ会長は、「この決定は非常に残念だ。しかし、選手やキャプテン、スタッフ、観客を危険にさらすわけにはいかない。この脅威に対して、連盟として、また人間として責任ある行動をとることを求められている」とコメント。今回、延期となったファイナルズに関して、「今年中には開催する」とし、開催地であるハンガリー政府やテニス協会、WTA(女子テニス協会)などとともに、最適な開催日を見つけるという。
また、イギリスメディアの『BBC』は、ATP(男子テニス協会)とWTAの大会が新型コロナウイルス対策のため、6週間中断する可能性があることを報じた。もし、それが現実となると、男女合わせて7大会が延期となる。 テニス界に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルスが、早く収束することを祈るばかりだ。
<6週間の中断で影響を受ける大会>
【ATPツアー】
・『マイアミ・オープン』(アメリカ・フロリダ/ATP1000)
・『米クレーコート選手権』(アメリカ・テキサス/ATP250)
・『ハッサン2世グランプリ』(モロッコ・マラケシュ/ATP250)
・『ロレックス・モンテカルロ・マスターズ』(モナコ・モンテカルロ/ATP1000)
【WTAツアー】
・『マイアミ・オープン』(アメリカ・フロリダ/プレミア・マンダトリー)
・『ボルボ・カー・オープン』(アメリカ・サウスカロライナ/プレミア)
・『コルサニータス・カップ』(コロンビア・ボゴタ/インターナショナル)
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