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2021.12.18

メーカーズボイス

ルキシロン人気5大ポリの魅力を改めて紹介!! ナチュラルガット好きもぜひトライしてみよう

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フェデラーも選んだパワーとスピン
おすすめポリ(1)は「アルパワー」「アルパワーラフ」

まずご紹介したいのが「アルパワー」。ルキシロンを象徴するポリである。
1994年に誕生後、あまたのプロの心をつかみ、数多くのグランドスラム・タイトルも手にしてきた (憶測となるが、自費で購入しているプロも含めると近年では最も優勝しているはず)。
その特徴は、パワー、スピン、特筆すべき柔らかなフィーリングにある。グランドスラム20冠と歴代1位タイの記録を持つ生ける伝説、ロジャー・フェデラー(スイス)も、そのパフォーマンスに魅了されたプレーヤーだ。



「アルパワーラフ」をクロスで使用するロジャー・フェデラー(スイス)


「ルキシロンは、プレーに大きなインパクトを与えている。これだけ強打できて、これだけコントロールできるのは、20年前、ルキシロンが革命を起こしてくれたから。より鋭いアングルショットが打てるようになったのも、軌道を高くすることができたのも、これだけトップスピンをかけられるようになったのも、その時からだ。私は、ルキシロン以外は使えないよ。ツアーでもみんなが使っている。私は、縦に『ウイルソン・ナチュラル』を、横に『アルパワーラフ』を26キロ(約57ポンド)くらいで張っているんだ。もしルキシロンを使わなかったら、独りだけ競争力が落ちてしまうと思うよ」とフェデラーは語っている。

その言葉どおり、冒頭で各トップ100の内、ATPでは約6割、WTAでは約半分が「ルキシロン」のポリを使用中と書いたが、その内、約6割が「アルパワー」シリーズを使用しているという調査結果もある。





「アルパワー」シリーズは、パワーを発揮できるアルミ・ファイバーと耐久性の高いポリ素材が組み合わされているものだ。素材の「ポリ・エーテル・エーテル」は素材としては非常に高価だが、疲労にも熱にも強いという特徴があるもの。同素材を組み合わせたポリは、実は他社でも発売となっている。ところが人気という点ではアルパワーが圧倒的勝利という状況だ。なぜなのか? ルキシロンが開発した製法「ビッグバンガー・テクノロジー」があることが何より大きい。ポリと異素材を高品質で融合させる独自技術により、ストリングのバラつきがほぼゼロであるため、より高いパフォーマンスを発揮することができているのだ。

フェデラーが語るとおり、スピード、パワー、スピンにおいて高い性能を誇るだけだが、魅力的なのが、独特のフィーリングである。ポリというと、カンカンした打球感など硬い印象があるが、アルパワーは違う。モッチリとしていて快感級なのだ(スイートエリアで捕らえたケース)。こればかりは打ってみないとわからないものだ。

ウイルソンでは“パワーとスピード、加えてボールをつぶした際の包み込むフィーリングを求めるプレーヤーに最適”と紹介している。ある程度のスイング速度が必要となるが、ぜひ試してみてほしい。一つだけ注意したいのはテンションだ。あまり高いテンションで張ってしまうと、プロでしか扱えないようなものになってしまう。フェデラーが「57ポンドくらい」ということなので、ぜひストリンガーの方に相談しながら、自身の最適なアルパワーのテンションを探してみてほしい。




 
 

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