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2021.12.18

メーカーズボイス

ルキシロン人気5大ポリの魅力を改めて紹介!! ナチュラルガット好きもぜひトライしてみよう

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ルキシロン最高のテンション維持性能
おすすめポリ(1)は「4G」「4Gソフト」

続いてご紹介したいのが、日本では2002年秋に発売となった「4G」「4Gソフト」である。“G”とはジェネレーション(世代)の頭文字、このポリ・ストリングは、ルキシロンにとって「第4世代」に当たる。最大の特徴は「テンション維持性能」にある。ポリ・ストリングの欠点と言われるのが早いテンションロス。それをできる限りなくしたというのが、「4G」最大の売りなのだ。

一般的なポリ系ストリングは、張り上げから1週間後には15~23%もテンションダウンを起こすと言われる。なぜかというと、ポリの分子構造はランダムにもつれあって形成されているため。結合がもろいため、刺激によってテンションは落ちていってしまう。それを解消すべく、ルキシロンが成功したのが、ポリのセミクリスタライン(半結晶)化。これにより内部の強度が高まったため、テンション維持性能が向上したのだ。ポリ最大のデメリットを解消したことで、その“パワー”“素材の強さ”“コントロール性”を一般プレーヤーも享受できるようにしたのが、「4G」なのである。



「4G」を使用しているステファノス・チチパス(ギリシャ) Photo by Takeo Tanuma


ツアーを見てみると、今シーズン、大活躍を見せたステファノス・チチパス(ギリシャ)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、女子ではセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)といった“攻撃的なテニス”を特徴としているプレーヤーが使用中。スピードボールを多用するという方には、持ってこいのポリと言える。
“攻撃的”という意味では、錦織圭も同様だろう。“もっとボールをしばきたい”と語っていた彼は、2012年シーズンから2015年シーズンまで「4G」を、2016年シーズン〜201年シーズンまで「4Gソフト」を縦糸に使用していた。2014年USオープン準優勝も、「4G」とともに成し遂げた快挙である。


当時、その錦織は「4G」について、「プレー中、ボールチェンジごとにラケットを交換していますが、『4G』はそのギリギリまで僕の好きなマイルドな打感が持続している感じがします。イメージどおりの軌道でコントロールできるので、とても気に入っています」と最後までマイルドな打球感が持続すると説明している。

「4G」、「4Gソフト」ともに、パワーは十分。さらに長時間の使用でも、そのフィーリングが持続するという特徴を持っている。よりソフトさを求めるならば、後者をチョイスするといいだろう。鮮やかなイエローのカラーは、ラケット映えもするはずだ。





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