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2021.12.18

メーカーズボイス

ルキシロン人気5大ポリの魅力を改めて紹介!! ナチュラルガット好きもぜひトライしてみよう

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錦織圭が認めた「マイルドさ」が最大の売り
おすすめポリ(3)は「エレメント」

「エレメント」は、ルキシロンの第4世代モデルに当たる。そのテーマは「ソフトフィーリング」。何より錦織圭が2018年シーズンより、横糸に使用していることで有名である。

その錦織は、「4G(ソフト)も良かったのですが、エレメントの方が、フィーリングが好みというか打球感がマイルドになって、伸びが良いように感じます。衝撃も少ないように感じました。あと変なもたつき感が無くて、キレも良い感じで、気に入っています」とその感想を語っている。



「エレメント」をクロスで使用する錦織圭 Photo by Takeo Tanuma


秘密はその構造にある。一般的に、ストリングは「モノ・フィラメント(単一の芯)」か「マルチ・フィラメント(複数の芯)」のどちらかに分類され、ポリストリングスではその多くがモノ・フィラメントである。

ところが、この「エレメント」の構造は、「モノ・マルチフィラメント」と呼ばれる複合型。モノ構造でありながら、ストリングの内部に複数の芯(=PEEK)がある造りでパワーアップを実現。さらに周囲に独自のエレメント・コーティングを施すことで、テンション維持性能を向上させている。つまり、ソフトフィーリングという最大の特徴を持ちながら、パワー、テンション維持性能も高めたポリというわけだ。錦織によるインプレッションも、その3点について語られていることがわかる。


興味深いのは元々若い世代、ジュニア層でも使えるものを目指して作られたものということ。だから、多くの人にとって打ちやすいことは当然。ところが、錦織圭のようなトッププロも使えるということが証明された。基本的にすべてのレベルにとって扱いやすいポリだと言える。ポリ入門者に特にいいはずだ。





ルキシロンおすすめポリ5モデルを
どのように選ぶべきか!?


ユーザーは、どのように選ぶべきか? ルキシロンの開発を担当するセアリー・ベイルティアンス氏(プロジェクト・イノベーション・マネージャー)が、この3つの代表的モデルを説明してくれている。

「まず『アルパワー』は名前のとおり、パワーが特徴で、スピンもよくかかります。さまざまなショットを駆使し、多彩なテニスをする選手に使ってほしいストリングですね。

続いて『4G』です。ポリの第1世代では耐久性をフォーカスしていました。それが、第2世代でパワー&スピンを高め、第3世代では柔軟性を高めた。そして生まれた第4世代が『4G』、これはテンション維持性能を高めたものです。なおかつ、コントロール性能も上げることができました。攻撃的に打っていくタイプや、コントロール性を求める人にこそ使ってほしいストリングですね。

最後の『エレメント』ですが当初は、ジュニア層でも使えるポリストリングというテーマでした。だからこそ、フィーリングにこだわって作ったのです。ところが、錦織選手が試合で使ってくれたことによって、トップ選手でも、十分に使える性能であるということが証明できたわけです」

パワーが最大の特徴の「アルパワー」、「アルパワーラフ」がいいか? それともテンション維持性能で勝る「4G」、「4Gソフト」か。はたまたルキシロンで最も柔らかい「エレメント」か。何を求めるかで5つの中から使ってみたいポリを選んでみてほしい。




ストリング交換は早めに!
「ルキシロン」のおすすめ5大ポリを
ぜひ試してみよう!!

さて、ここであなたにお聞きしたい。今、あなたが使用しているラケットにストリングは、いつごろ張ったものだろうか?

一般的にナイロン・ストリングは4、5ヵ月、ポリ・ストリングは2、3ヵ月が張り替えの目安と言われるが、より早く交換できるなら、それがベストである。特に、暖かい季節と寒い季節だと、飛びも変わってくるので、ストリングのテンションも変える必要がある。ぜひ、いつものショップで張り替えをしてみてほしい。
そして、その際には、「ルキシロン」のおすすめ5大ポリを張ってみるのはいかがだろうか。ストリングを変えれば、プレーも変わる。あなたのテニスがより良くなるチャンスである。



取材協力:ウイルソン
https://www.wilson.co.jp/

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