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2021.12.04

選手情報

錦織圭<一問一答>「まだまだできると思っている」とスポンサーイベントで語る

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Q.3つめのテーマは「感謝」です。錦織選手は、よく感謝されていますよね。

錦織「大人になってくると、より思いますよね。子供の頃はやってくれるのが当たり前だし、親がやってあげるのは当たり前だと思うんですけどね、最初は。でも、周りの人たちがいないと自分も生きてはいけないので。大人になったら。学校の先生とか、周りの人とか、スクールのコーチとか、そういう人たちも、そういう人たちの働きのおかげで成長できているので。自分も周囲のおかげ、両親の考えもあって、快く渡米させてくれたり、自分1人ではなかなか生きていけないので」

<子供たちから質問>
Q.テニスに出会ったのは、いつですか?

錦織「テニスを始めたのは5歳です。そのころの記憶はまったくないんですけど、最初は子供用の小さいラケットから始めました」

Q.ストロークどうやったら速く打てますか?

錦織「大人になってくると、筋力が自然とついてくるので、まだ小学校、中学校まではなかなか速いボールは打てません。でも、テニスは速いボールを打つのが一番いいわけではないので、高いボール、遅いボールも有効だったりするので、大人になると自然と打てます。でも、それだけに頼らないでください。いいですか?」

Q.世界のトップと対戦する時に、イライラしたらどうしますか? 

錦織「まず深呼吸します。友達とケンカした時とか、ちょっとイラっとしますよね。親から怒られたりとか。1回みんな深呼吸して、10秒くらい待ってみると、ちょっと落ち着いてきたりするので。3秒から10秒くらい、1回目をつぶって待ってみてください。そうすると親とかに怒られ時にも、“まぁ、しようがない。許すか”となったりするので、やってみてください」

<記者会見>
Q.イベントを終えての感想をまずお願いします。

錦織「そうですね。あ、そうですねって言っちゃった。新庄(剛志/プロ野球日本ハムビッグボス)さんがダメって言っていたのに(笑) 子供たちとこうやって接する機会ってあまり普段遠征回っているとないので、特にトップレベルの子たちとは接することが少ないので、あまり短い時間の中で、アドバイスをして変えるのはリスクはあるので、難しいところはありましたが、僕もいい時間を過ごせましたし、やはりこういう経験って、僕が10歳、11歳の頃に、僕も日本のプロの方にクリニックしてもらって、何か大きなものを感じて、いい経験値になったので、少しでも自分も力になれたらうれしいですね」

Q.ユニクロが推奨するサステナビリティの講義、実際に受けてみての感想を。

錦織「こうやってユニクロのチームが、なかなかああいう活動をしていることは、僕は知っていましたけど、子供たちだったり、皆さんが耳にする機会は少ないと思うので、こういう小さな取り組みが非常に、今問題になっている環境問題を救っていく第一歩だと思うので、ユニクロさんは服を通してですけど、他のいろいろな人がいろいろな角度から取り組んでいければ、世界もいい方向に変わっていくと思うので、一つのきっかけとして子供たちには覚えてほしいいい話だったと思います」

Q.錦織選手としての活動は?

錦織「僕の服とかも、たくさん試合とか来た服もたくさんあるので、再利用というところは特に大事なのかなと思うので、自分ができる最低限のこと。これって別に正解はないと思いますし、それぞれ個人ができる範囲のことでいいので無理せずやりたいと思います」

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