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2022.05.28

選手情報

ナダル、3試合連続ストレート勝利で17度目の4回戦進出[全仏オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

第3セット終盤にもたつくも、ナダルが3試合連続ストレート勝ち

5月27日、「全仏オープン」男子シングルス3回戦、過去13度優勝している第5シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)は、「コート・スザンヌ・ランラン」第3試合で、第26シードのボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同29位)と対戦。第3セット終盤、ファン・デ・ザンツフルプの思い切りの良いショットに苦しんだが、結局6-3、6-2、6-4。17度目の4回戦進出を決めた。

【動画】“追い込まれたところから一撃”ナダルが見せたスーパーショット

14度目の全仏オープン優勝を狙うナダルは、初戦でジョーダン・トンプソン(オーストラリア/同82位)を6-2、6-2、6-2で下すと、2回戦も地元フランスのコランタン・ムーテ(同139位)に6-3、6-1、6-4。ここまで足の不安を感じさせない戦いぶりで見せている。一方のファン・デ・ザンツフルプは、1回戦で予選勝者のパーヴェル・コトフ(同141位)に6-3、3-6、6-3、6-2、2回戦では6-4、7-6(2)、3-2としたところでファビオ・フォニーニ(イタリア/同51位)が途中棄権。3回戦に勝ち上がってきている。

試合はナダルのサービスからスタート。いきなりダブルフォールトを犯すと、このゲーム、ファーストサーブが6ポイント中2本しか入らず。ファン・デ・ザンツフルプにリターンを強打され、ブレークされてしまう。しかし、続くゲームでは、逆にナダルがリターンから攻撃的プレーを展開してブレークバック。さらに第3ゲームをラブゲームでキープすると、一気にリズムが良くなる。

ナダルらしくオープンコートに次々とヘビートップスピンのボールを打ち込んでいき、ミスを引き出すと第5ゲームでもブレークに成功。そのリードを保って6-3でセットを先取する。このセット、ナダルはアンフォーストエラーがわずか2本(ファン・デ・ザンツフルプは11本)。ファーストサーブを入れた13本すべてをポイントにしている。

第2セットに入ると、さらにナダルに隙がなくなる。第3、第5ゲームでブレークすると、4度のサービスゲームで与えたのは2ポイントだけ。6-2でセットを連取する。続く第3セット、ナダルは第1、第3ゲームとブレークすると4ゲーム連取。このまま終わるかと思われたが、ここから開き直ったファン・デ・ザンツフルプが、思い切りの良いショットを打ち込んでいき、ナダルを苦しめる。第6ゲーム、ナダルはこの試合初めてのブレークを許すと、5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セットでも、ブレークポイントを握られることに。しかし、2度目のブレークは許さず。6-4で締めて、3戦連続ストレート勝利を果たした。

続く4回戦、ナダルは第9シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/世界ランク9位)と対戦する(過去1勝0敗)。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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