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2022.06.29

選手情報

土居美咲、8連敗と苦しい状況も「この時期を耐え抜いた先に光がある事も知っています」と前を向く[ウィンブルドン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「少し時間が掛かるかもしれませんが地道に歩んでいきます」と綴った土居

6月29日、土居美咲(ミキハウス/世界ランク108位)は、SNSを更新。勝利から遠ざかっている現在の苦しい思いと共に「今までの経験でこの時期を耐え抜いた先に光がある事も、知っています」と前を見据えて頑張っていくと決意を綴った。

【SNS】“もどかしい”と想いを綴った土居美咲の投稿がこちら

「ウインブルドン一回戦敗退となりました。ここ何大会か勝利から遠のいていてもどかしい日々を過ごしています。良い報告をしたいので負けの報告をするのはとても心苦しいです。浮き沈みがあるプロ生活。今までの経験でこの時期を耐え抜いた先に光がある事も、知っています。今はその時期なのでしょう。少し時間が掛かるかもしれませんが地道に歩んでいきます。見守っていただけると嬉しいです」とSNSに綴った土居。

昨日行われたウィンブルドン女子シングルス1回戦では、第33シードのジャン・シューアイ(中国/女子同41位)と対戦。なんとか集中力を保ってプレーしたものの、ジャンのディフェンスを崩すことができず、4-6、0-6とストレート負けを喫している。

“ここ何大会か勝利から遠のいていてもどかしい日々を過ごしています”と綴っているが、土居が最後に勝利したのは3月のWTA1000「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)1回戦のアナスタシア・ポタポワ(同87位)戦。以来、予選も含めてシングルスは8連敗となっている。結果を残さなければ、ランキングを落とし、賞金も得られないプロの世界。本人にとって、その重圧は当然軽いものではない。そんな中で「耐え抜いた先に光がある事も、知っています」と綴ることができるのは、さすが経験豊富なベテランと言える。

止まない雨はないという言葉もある。大きな一歩となる勝利を早く得られるように願いたい。



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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写真=田沼武男