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2022.09.27

選手情報

〈フェデラーGS20勝プレイバック7〉新鋭バグダティスを破り優勝! 伝説の名選手レーバーから祝福され涙/2006年全豪オープン [リバイバル記事]

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フェデラーが獲得したグランドスラム20勝(全豪オープン6回、全仏オープン1回、ウィンブルドン8回、全米オープン5回)を一つずつプレイバック(写真は2006年全豪オープン)

2006年全豪オープン
決勝で新鋭バグダティスを下してGS7勝目!

9月23日、イギリス・ロンドンにて開催されたレーバーカップを最後に現役引退したロジャー・フェデラー(スイス)。フェデラーがこれまで達成したグランドスラム優勝20回(全豪オープン6回、全仏オープン1回、ウィンブルドン8回、全米オープン5回)を、当時の写真とともに振り返る。

※『テニスクラシック・ブレーク』2009年11月号別冊付録に掲載したものを再編集した記事になります

【動画】2006年全豪オープン決勝「フェデラー×バグダティス」マッチハイライトはこちら

【当時の画像】2006年全豪オープンでのフェデラーのプレー写真はこちら

マラト・サフィン、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンドレ・アガシ(アメリカ)という有力選手が欠場となり、この全豪オープンの圧倒的な本命と見なされることとなったフェデラー。その前評判どおり、1回戦から3回戦までは1セットも落とさず勝ち進む。しかも3試合で相手に与えたゲームはわずか22ゲームという強さだった。

しかし、波に乗るフェデラーを苦しめたのが4回戦で対戦したトミー・ハース(ドイツ)。ハースは過去、全豪オープンで2度フェデラーを破っているだけあり、このメルボルンパークのハードコートを得意としている。最初の2セットはフェデラーがあっさり奪ったのだが(6-4、6-0)、その後、急にフェデラーがイージーミスを連発すると、第3セット6-3、第4セットを6-4でハースが取り、試合はフルセットへ。しかし、ファイナルセットはフェデラーが6-2で取り、試練に耐えて試合を制した。

続く準々決勝でも、フェデラーはニコライ・ダビデンコに苦しめられる。第1セットこそ先行したものの、第2セットはダビデンコに取られ、第3、第4セットはタイブレークまでもつれ込む接戦に。そのタイブレークをどちらもフェデラーが取って勝利を収めたが、さすがのフェデラーも危ないところだった。

準決勝ではニコラス・キーファー(ドイツ)と対戦。第2セットを取られたものの、試合が進むにつれ動きに精彩を欠くキーファーとは対照的に、フェデラーの動きはキレを増し、続く2セットをフェデラーが取り勝利。

そして迎えた決勝戦の相手はマルコス・バグダティス(キプロス)。バグダティスは4回戦でアンディ・ロディック(アメリカ)、準々決勝でイワン・リュビチッチ(クロアチア、※2016年からフェデラーのコーチになる)、準決勝でダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)を破ってきた20歳の新鋭だ。それまでの対戦成績はフェデラーが3戦全勝とリードしていたものの、試合が始まると積極的に攻撃に出たバグダティスに対しフェデラーはフォアのミスが多く、第1セットは7-5でバグダティス。第2セットに入ってもバグダティスはセンターへのサーブとリターンが冴え、ゲームカウント5-5までは互角の戦い。しかし、次第にバグダティスのコースを読み始めたフェデラーが、第2セットを7-5で奪い返す。

こうして第3セットに入ると、サーブ&フォアのドライブボレーなど質の高いプレーで逆襲を始めたフェデラーにバグダティスがついていけず、第3セットは6-0でフェデラー。そして続く第4セット第2ゲームのラリーの途中、バグダティスが痙攣のため左足を押さえて倒れ込んでしまう。何とか立ち上がってゲームを続けたものの、その状態で満足にフェデラーと戦えるわけもなく、第4セットをフェデラーが6-2で取り、7個目のグランドスラム・タイトルを獲得した。

表彰式ではオーストラリアのレジェンド、ロッド・レーバーさんから優勝カップを受け取ったフェデラーは、感極まって涙を見せていた。

【2006年全豪オープン/フェデラーの試合結果】
決勝/対M.バグダティス(キプロス) 5-7 7-5 6-0 6-2
準決勝/対N.キーファー(ドイツ) 6-3 5-7 6-0 6-2
準々決勝/対N.ダビデンコ 6-4 3-6 7-6(7) 7-6(5)
4回戦/対T.ハース(ドイツ) 6-4 6-0 3-6 4-6 6-2
3回戦/対M.ミルニ 6-3 6-4 6-3
2回戦/対F.マイヤー(ドイツ) 6-1 6-4 6-0
1回戦/対D.イストミン(ウズベキスタン) 6-2 6-3 6-2

【次の記事】〈フェデラーGS20勝プレイバック8〉決勝でナダルに勝利! 特製ジャケットを羽織って堂々のウィンブルドン4連覇/2006年ウィンブルドン [リバイバル記事]



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写真=テニスクラシック