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2020.07.29

メーカーズボイス

「フェデラー張り」と「ウイルソンナチュラル」、「ルキシロンナチュラル」を一気打ち。フェデラーを含むトッププロが選ぶ理由がここに!!

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IMPRESSION-02
「Luxilon NATURAL GUT 16」

編集部(広)
飛びとスピンが両立している!
苦しい体勢でも、いいボールが
返るので、うれしくなってしまう



ビックリしました!
これはすごいです。とにかくすごい。ルキシロンのナチュラルは、ハイブリッド張りを想定して作られたものなので、一本張りだとどうなるのかと思っていたが、まず飛ぶ。ウイルソンのナチュラルを乗りがいいと紹介したが、こちらはやや弾く感触も加わってくる。

そしてスピン性能。低摩擦コーティングによって、スナップバックが大きくなるのか、飛びとスピンが自然と両立できる。かなり深いボールに対して、合わせるなんてシーンでも、それだけで、すごいボールがキュン!と相手コートに返っていく。ここでイメージしたのがフェデラーだ。練習中、スネくらいに飛んできたボールを遊ぶ感覚で思い切りフェイスを当てて唸るようなボールが返すシーンがあるのだが(わかるだろうか?)、アレができる。なるほど、ナチュラルの飛びがあるからこそ、あれができるのではないかと思った(フェデラーなら、どんなストリングでもできそうですが…笑)。

ルキシロンだからできたと思ったのは、バック側を攻められてスライス面でやっと返すような時。当てただけ、くらいなイメージなのに、とんでもなくいいボールが返るのだ。なんだこれ!という具合。これはぜひ体験してほしい。

とにかく苦しい体勢でもいいボールが返るという特徴は、プレーヤー目線で考えるととてもありがたい。どうしても、ライジングや走ってやっと届いたのは、力が入らないからインパクト重視になる。それでもいいボールが返りやすい。

ウイルソンのものは、まず飛びがありき。そこにスピンをいかにかけるかという使い方だが、ルキシロンはスピンも両立する。あとはスイングの出力のみを調整だけという使い方だと思う。そして、両方について言いたいのは打球音だ。まるでテニスの効果音!というような、パーンパンという音がする。上手くなった気がしてしまう。そんな効果もナチュラルにはありそうだ(笑)




編集部(川)
スピン性能が印象的!
自分の打つボールがイメージしやすい!
スピンがかけやすい打ち味が良い



スピンが“かかりやすい”いうよりもスピンが“かけやすい”という印象。実際、質のいいボールが飛んでいく。

どんなショットに対しても勝手にスピンがかかるというわけでなく、プレーヤーの「こういうスピンをかけたい」という意思に沿って、スピン量だったり、弾道だったりを調整できるので、自分が打つ打球のイメージがしやすいというのが、ルキシロンのナチュラルの良さだと感じた。

打球感では、ウイルソンナチュラルと比べて、打ち味が軽く、スパンッとボールを飛ばすことができて、また違う味があって「これおもしろい」とプレー中に何度も言っていた(笑)

ボレーの飛びも良くて、スライス回転がしっかりかかり、滑ってくれるので相手にしたらすごく嫌なボレーだと感じるハズ。
飛びに関しても、ウイルソンナチュラルにひけをとらないほど良く、スピンでボールをコントロールできるので、普段ポリを使っていて「試したいな」と思っている人は、一度打ってみてはどうだろうか。

スピンと飛びがうまく融合した質の良いボールが打てる。テニスがおもしろくなるストリングであると思う。



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