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2020.08.25

選手情報

メドベデフがトロール!? 同胞の元プロが語る独特選手評

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ロシアの元プロ、ドミトリー・ツルスノフが、ポッドキャスト「ダブルベーグル」に出演。同胞の若手選手について答えている。ところが、その表現が非常に独特。クセが強い…。

まずダニール・メドベデフについて。昨年のUSオープンでは初めてのグランドスラム決勝を経験。ラファエル・ナダル(スペイン)と5セットに及ぶ戦いを演じた。結果的に、昨年はシンシナティ、上海と2つのマスターズタイトルを奪取し、キャリアハイとなる4位も経験したメドベデフ。

「彼は一見テニスをすべき体格に見えない。身長が高いし、手足がひょろ長い、とてもコートを素早く動けるようには見えない。とはいえ、ロジャー・フェデラー(スイス)のように華麗とは言えないけれど、独特のスピンボールを生かして勝つ方法を見つけたね」「ある種トロール(北欧の伝説。空想上の動物。巨人でも描かれる)みたいだ。だから見ていておもしろい」とツルスノフ。トロール? 不思議なコメントを残していると思うが、今年の全豪オープン4回戦で、フルセットで敗れたスタン・ワウリンカ(スイス)も「ちょっとトロールみたいだよね」と語っているので彼が初めてではないようだ。

続いてアンドレイ・ルブレフについては「アニメ『サウスパーク』から、彼のことを“トゥイーク”と呼んでるんだ。彼はちょっと神経質だね。コーチのフェルナンド・ビセンテが大きな助けになると思う。真逆の態度だったからね。素晴らしいマッチングだ。アンドレイはすぐカッカするが、コーチはとても穏やかだからね。ハクナ・マタタ(映画ライオンキングの劇中歌に出てくるフレーズ。スワヒリ語で“心配ない・どうにかなるさ”という意味)スタイルだよ。

わかるような、わからないような…。とはいえ、こんな表現をする解説者がいてもおもしろいかもしれない。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma