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2020.09.07

大会情報

シャポバロフがゴファンを下し、カナダ人初のUSオープンベスト8進出!<USオープン7日目>

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(c)Simon Bruty/USTA

デニス・シャポバロフ(カナダ)
6-7(0) 6-3 6-4 6-3
ダビド・ゴファン(ベルギー)

昨年の楽天ジャパンオープン以来の対戦となった第7シードのゴファンと第12シードのシャポバロフの一戦。

第1セット、4本のブレークチャンスを手にしたシャポバロフだったが、ゴファンにしのがれてタイブレークへ突入。そこでもフォアハンドのミスが立て続けに出て、セットを奪われてしまう。

(c)Simon Bruty/USTA
(c)Simon Bruty/USTA

しかし、第2セット以降、シャポバロフは気落ちすることなく、果敢にネットへ。数少ないブレークチャンスをものにし、21歳とは思えないほどの落ち着きと試合運びで白星を手にした。


カナダ人として初めてUSオープンで8強となったシャポバロフは、試合後のインタビューで「本当に誇りに思う。自分がここまで来たのは信じられない。ダビド(・ゴファン)との対戦はタフな試合になるとわかっていたし、1ポイントずつ大切にしなければならないと思っていた。クレイジーでタフなタイブレークだったが、今はスーパーハッピーだ」とコメント。ジョコビッチの件について尋ねられると、「ノバク(・ジョコビッチ)のことはアクシデントとはいえ、残念。だが、自分にもみんなにも起こり得ることだと思う」とした。
次の対戦は、パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)。「彼には負け越していると思うけど、いつもの3人(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ)じゃない新しいチャンピオンが誕生するね!」と語り、カレーニョ・ブスタ戦を楽しみにしている様子だった。

(c)Darren Carroll/USTA

次戦の相手であるカレーニョ・ブスタ (c)Darren Carroll/USTA

シャポバロフはロハン・ボパンナ(インド)と組んだダブルスの試合が明日控えており、「できるだけ早く回復できるようにする」とコメント。体力面でカレーニョ・ブスタとハンデがあるかもしれない。若き力でベテランを制するのか楽しみだ。

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)