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2020.09.08

大会情報

デミノーがわずか13本の凡ミスでポスピシルを圧倒!<USオープン8日目>

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(c)Mike Lawrence/USTA

アレックス・デミノー(オーストラリア)
7-6(6)6-3 6-2
ヴァセック・ポスピシル(カナダ)

USオープン8日目、世界ランキング28位で今大会第21シードのデミノーが同94位のポスピシルと4回戦を行い、ストレートで勝利。2017年の全豪オープンで初めてグランドスラムに出場してから初めて準々決勝へ進出した。

グランドスラム12回目の出場となったデミノーは、第1セットのタイブレークで2-6となり、4本のセットポイントから挽回。6ポイント連続で奪い、セットを先取した。
これで流れが大きく変わり、第2セット第4ゲームでデミノーが先にブレークに成功。試合を優位に進め、第2セットも奪う。第3セットでもスピンを利かせたストロークで試合を支配するデミノー。第3ゲームでポスピシルのサーブをブレークすると2回目のブレークに成功し、そのままストレート勝ちを収めた。
試合を通じて、わずか13本のアンフォーストエラーに抑えたデミノーに対し、第1セットでは見られていたポスピシルは持ち前のアグレッシブなプレーは影を潜め、元気なく敗れしまった。


第2セット以降、デミノーのストロークに押されてしまったポスピシル (c)Darren Carroll/USTA

試合後のインタビューでデミノーは、第1セットのタイブレークについて「2-6から挽回してセットを先取できたのはラッキーだったが、悪いプレーをしていたとは思わなかった」と、落ち着いてプレーできたとコメントした。

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文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)