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2020.10.24

選手情報

あなたはサーブ派? それともリターン派? コイントスの選択が試合の流れを左右する!?

試合開始前に必ず行われるコイントス。その様子はよくテレビでも映し出されるが、どちらを選んだ方がいいのか気になる人も多いのではないだろうか。

10月23日、ATPは「コイントスでサーブを取るべきか、それともリターンを選ぶべきか」という疑問をピックアップ。その選択が大きな分かれ道になると、2019年までノバク・ジョコビッチ(セルビア)のチームの一員として戦略担当を担っていたクレイグ・オシャネシー氏が語っている。

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ATPは、今年の全仏オープンで行われた男子シングルス本戦の127試合を調査。トスに勝った選手は62%の割合でリターンを選択し、38%がサーブを選択しているという。同氏によると、この選択が試合序盤の傾向に大きく左右するとした。

最初にリターンを選択する大きな理由として挙げられるのが、相手の立ち上がりでブレークし、出鼻をくじくことにある。実際、他のゲームよりも多くのブレークが起きるのが第1ゲームだとし、30.4%の割合でブレークに成功しているとした。

「じゃあ、トスに勝ったらリターンを選べばいいのか」というと、そうではないらしい。
4ゲーム終了時点の結果を見てみると、トスに勝ってサーブを選択した際に第1ゲームを77.1%の確率でキープし、なおかつリターンを選択するより2-2の互角になる可能性が高いのだ。つまり、サーブを選んだ方が相手にリードされるリスクが低くなり、ゲームをスムーズに進めることができるとした。

さらに同氏によると、リターンを選択した場合、先にブレークする可能性も高くなる一方で、4ゲーム後にリードを許す可能性がサーブを選択した時よりも5%高い30%もあり、リスクが高くなるという。

全仏オープンで言えば、ラファエル・ナダル(スペイン)やジョコビッチ、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)らベスト4進出者は、トスで勝った場合は必ずサーブを選択しているというから、その効果はあるのかもしれない。

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