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2020.11.12

選手情報

リシャール・ガスケ「まだ数年はプレーしたいと思っている」

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日本でも人気の高いガスケ

「まさか2020年でも
テニスを続けているとは
思っていなかった」

11月11日、ブルガリアで行われているATP250ソフィア大会で、リシャール・ガスケ(フランス)は、ジョナス・フォレイティック(チェコ)に6-4、6-2でストレート勝ち。ベスト8に駒を進めた。11月9日付けのランキングでは49位、これでキャリア14度目となる年間最終ランキングTOP50に一歩前進となった。

現在34歳となったガスケの言葉を、「tennishead.com」が取り上げている。先週開催されていたパリ・マスターズでは「最初にトップ100に入ったのは、2003年だった。まさか2020年でもテニスを続けているとは思っていなかった。私がまだ戦えるだけの力があり、ツアーにいられること、この大会に出られることをうれしく思うし、とても誇りに感じている」と語ったというガスケ。

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トップ50に入っていることに関して「スタッツに関して、もちろん世界のトップ50に何度も入っていることは素晴らしいこと。それが可能かどうかはわからないが、私はまだ数年はプレーしたいと思っている。来年もプレーするつもりだが、実際にどうなるかはわからない。来年末に引退しなければならないか、それとも現役を続けられるか。プレーできる限りは、現役を続けたい」と、あと数年はプレーしたい意向を明らかにした。

実は、新型コロナウイルスによるツアー中断中の3月にケガをしていたのだという。
「3月、4月はプレーができなかったんだ。しかし、ツアー中断があったことで、実質的な影響はなかった。それに関してはよかったと思う」とガスケ。


9歳にして、フランス『テニスマガジン』誌の表紙を飾り、天才少年と謳われたガスケ。錦織キラー(対戦成績8勝3敗)としても知られる切れ味抜群のバックハンドで、まだまだ元気な姿を見せてほしい。


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写真=石塚康隆(NBP) Photos by Yasutaka Ishizuka