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2020.11.19

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ズベレフが1勝1敗に! ジョコビッチ戦が準決勝進出をかけた大一番

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サーブ力の違いを見せたズベレフが
シュワルツマンにフルセット勝利!

11月18日、「Nitto ATPファイナルズ」グループ東京1970の第2戦が行われ、世界ランキング7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、同9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3、4-6、6-3で破り、ラウンドロビン1勝1敗とし決勝トーナメント進出へ望みをつなげた。

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今大会の約1ヵ月前に行われたATP250ケルン大会でシュワルツマンに6-2、6-1と完勝していたズベレフだが、この試合ではフルセットまでもつれた。
だが、ファイナルセットでは、持ち前のサーブ力でファーストサーブの確率を89%まで高め。自身のサービスゲームでわずか3ポイントしか落とさず、2つのブレークに成功。2時間12分の試合に終止符を打った。

試合後、ズベレフは「もっと上手にプレーできた気がする」とまだ本調子ではないとしつつ、「金曜日にはもっと良くなることを願っている。だってノバク(・ジョコビッチ)に対してはそうしなければならないんだ」と、さらなる改善ができるとした。

優勝を果たした2018年大会で、ズベレフはジョコビッチと2度対戦。ラウンドロビンでは完敗を喫したものの、決勝でストレートの勝利。キャリア最大のタイトルを手にしていた。

一方、敗れたシュワルツマンはラウンドロビン0勝2敗となり、敗退が決定。「このサーフェスは彼らが好んでいて、今日の終わりにはその違いが出てしまった。でも、僕も上達してきて幸せだ。難しかったが、試合では良いポイントもあったし、良い瞬間を過ごせた。インドアハードコートはベストではないが、ここで勝ちたければもっと上達し続けないといけない」と、ハードコートへの順応が今後の課題になるとした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma