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2021.02.08

大会情報

錦織圭が記者会見で語ったこと<一問一答>

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<今までにないぐらい試合に入ってから
勝てるんじゃないかと思える出だしだった>

全豪オープン初日、第15シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)に5-7、6-7(4)、2-6で敗れ、初戦で姿を消した錦織圭(日清食品)。その記者会見では、どんなことを語っていたのか? 一問一答をご紹介していきたい。

――プレーとしては復帰後一番いいと言っていましたが、フィジカルやどうなるかわからないと言っていたボールを捕らえる感覚と言うのはどういう感じでしたか?
錦織「3セット目は別にしても、出だしはすごく良くて、今までにないぐらい試合に入ってから勝てるんじゃないかと思える出だしだったので、それぐらいボールを捕らえる感覚と球筋といろいろ良かったんですけど、相手もなかなかミスしてくれないし、結構バックのクロスだったり、フォアのクロスも自分にとってディフェンスに回らないといけないタフなショットだったので、彼のプレーは確実に良かったですね。強いなと感じました。でも、自分のプレーが良かったので、そんなに落胆はしてないですけど、このぐらい戻ってきても勝てないんだなと、違う自分にショックというか微妙なところですね」

――サーフェスとか自分の感覚とかも合わせて早めの展開にしていくのかあるいはじっくり攻めていくのかを考えなくてはと言っていたが、そういう意味で今日はどういう展開を心がけて、一番うまくいったのはどういうタイミングでしたか?
錦織「先週は焦りすぎていたのもあって、早く決めたいなのもあって、球が一直線にネットスレスレで戦うことが多かった。今日はじっくりやろうかなと思って、スピンを先週よりはかけてプレーしようと思って、それがラリーでできてリズムができた。しっかり打ち合える球が行ったと思うので、そこらへんは良かった。うまくアジャストができたと思うんですけど、ちょっと速い球が来た時に、ディフェンスで足が動かなかったり、あとは大事なポイントでのプレーが悪かったですね。タイブレークのプレーの仕方を忘れたんじゃないかというぐらいミスが多くて、もうちょっとじっくりやりたかったですね、あそこは。選択ミスみたいなのが今日はちょっとあったので、そこが試合勘で戻ってくれれば、というか、やっているうちに戻ってくると思うので、そこがいつクリックしてくれるかという。それ待ちなところはあるかなと思います」

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Photo by Takeo Tanuma