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2021.04.05

ジュニア選手

齋藤咲良選手インタビュー 得意なショットはストレートに打つバックハンド。どんなテニスを目指しているのか!?【注目のジュニアテニス選手特集③】

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得意なショットはバックハンド!
スイング時に心がけている点は?


――練習でとてもいいボールを打っていましたね。得意とするショットは何ですか?
「バックハンドです。特にバックのストレートが得意です。昔から得意です。ストレートとクロスを打ち分ける際には、何かしら打ち方を変えていると思いますが、自分としてはよくわかりません(笑) 感覚で打っています」



――バックハンドはとても安定しているなと思いました。それでは、フォアハンドはどうですか?
「フォアは前よりもよくなっていると思います。攻撃できるようにもなりましたし、守れるようにもなりました。また、ボールに回転もかけられるようになってきました。たくさん練習することで、感覚をつかめてきたと思います」

――回転をかけるときはどんなところを意識していますか?
「回転をかけるときは、ネットの高いところを通すような感覚で打つようにしています。攻撃的なフォアを打つときも、私はフラットに打ちますが、ネットすれすれは怖いので少し上を通すようなイメージで打っています」



――サーブはどうですか? 心がけていることはありますか?

「2つあって、一つは焦りすぎないことです。早く打ちすぎると、打ち終わったあとに体が後ろに残ってしまうので、いいサーブにならないからです。そして、もう一つ心がけているのは、テイクバックで腕を後ろに引く際、腕が体に近くなりすぎないように少し体から離すようにすることです。そうするとスムーズにスイングできるので、いいサーブを打てると思います」



――ボレーはどうですか?
「ボレーは得意なほうだと思います。でも、あまり意識してやっていることはなくて(笑)、感覚で打っていると思います」

――齋藤選手の使用ギアについて教えてください。ラケットは何を使っていますか?
「ヨネックスの『EZONE(イーゾーン)100』です。飛ぶラケットなので、しっかり振ってボールをコートに入れるようにするために使っています。以前は『VCORE(ブイコア)』を使っていたのですが、それはどちらかというと回転がかかる特性があって、ボールを飛ばすイメージではないなと感じたので、EZONEにしました。しっかりスイングすることを心がけています」

――ストリングは何を使っていますか?
「縦と横とで違う種類のストリングを張っています。あまり正確に覚えていないのですが、横に張っているオレンジ色のストリングは、ヨネックスから新しく発売されたポリ『ポリツアーレブ』だと思います。縦には、バボラのナチュラル『トニック』を張っています。この組み合わせにしたのはMAT Tennis Academyに来てからで、松田(隼十)コーチに勧められてハイブリッド張りにしています。ハイブリッドにする前と比べて、打ち心地などは正直あまりわからないのですが(笑)、結構楽にボールを飛ばせるなという感覚はあります」

――テンションはどのぐらいですか?
「56です。緩くすると飛びすぎてしまうので、硬めに張っています。ストリングは1週間ぐらいで切れちゃいます」

――シューズとウエアはロットですよね!?
「はい。松田コーチに勧められてロットを着用しています。ロットは色がキレイだなと思います。でも、以前はあまり目立ちたくなくて結構地味な色のウエアを着ていたのですが(笑)、ロットはカラフルな色のウエアが多いので今は慣れました」



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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura