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2021.04.21

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大会連覇へ! クビトワが初戦で全豪ファイナリストにストレート勝利[ポルシェ・テニス・グランプリ]

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クビトワ、クレーコートへの移行が「最も難しい」とするも世界14位にブレーク許さず

「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)シングルス1回戦、世界ランキング10位のペトラ・クビトワ(チェコ)が、同14位で全豪オープンファイナリストのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を6-4、6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めた。

【動画】大会連覇へクビトワが好発進! マッチハイライト

新型コロナウイルスの影響で昨年大会が行われず、前回(2019年)大会のディフェンディング・チャンピオンとして出場しているクビトワ。初戦の相手は、全豪オープンで準優勝したブレイディと難敵となった。だが、クビトワはこの試合、ブレークポイントを握られつつも5-4で訪れたワンチャンスを生かし、第1セットを先取すると、第2セットでもブレークを許すことなく勝利を手にした。

試合後、クビトワは「1回戦としては厳しい相手だった。序盤はかなりタイトな展開で、サービスをキープしていても難しかった」と苦戦したとコメント。それでも、「正直ラッキーなところもあったわ。でも1セット目を取ることができて、それまで以上に自分の力を出せたの。この先どうなるかわからないが、タフな相手に勝てたことは本当にうれしい」と語った。

ハードコートの「マイアミ・オープン」から4月上旬に行われた「ボルボ・カー・オープン」(アメリカ・チャールストン/WTA500)でクレーコート・シーズンをスタートさせたクビトワは、同大会でまさかの3回戦敗退。クレーでの戦いに不安を残した。だが、今大会では強敵相手にストレート勝利。クビトワは、「ハードコートからクレーコートへの移行は最も難しいことの一つ。バウンドが全然違うし、毎回同じ跳ね方ではないの。それには注意しなければいけないわ。あと、スライディングするタイミングを見つけるのも全く違う。それだけクレーに切り替えるには大変よ」と、サーフェスが変わることの難しさを述べた。

2回戦の相手は、世界ランキング19位のマリア・サッカリー(ギリシャ)。「間違いなくタフな相手。特にクレーではね。彼女はスピンの効いたショットに、スライスやドロップショットもできる。つまり、すべてのプレーがうまい。とても素晴らしく、チャレンジングな時間になるわ」と、クビトワは警戒をしつつも、試合を楽しみにした。

今大会は、第1シードにアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)や第2シードにシモーナ・ハレプ(ルーマニア/同3位)などトップ選手が数多く出場。大会連覇へクビトワが、どこまで勝ち進むことができるのだろうか。

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