close

2021.04.21

テクニック

【テニスのダブルスで勝つ方法】強豪ペアのテクニック&戦術を盗んでもっとうまくなろう(1) [リバイバル記事]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

【3】1975年から始まった最終戦に
最多優勝しているマッケンロー/フレミング

男子ダブルスの最終戦が始まったのは1975年。開催場所はスウェーデンのストックホルムでした。その後、ヒューストン、ニューヨーク(ともにアメリカ)、ヨハネスブルク(南アフリカ)、上海(中国)などと会場は移り、2009年からはイギリスのロンドンが戦いの場になっていました(今年から2025年まではイタリアのトリノで開催される予定)。

過去のチャンピオンペアの中で、際立った戦績を誇るのがアメリカのジョン・マッケンロー/ピーター・フレミングのペアでしょう。1978年から84年まで7連覇を達成した強豪ペアです。“元祖悪童”マッケンローの変幻自在なプレーとフレミングの圧倒的なサーブは今でも忘れられません。特にマッケンローはシングルスでウィンブルドン3勝、全米で4勝している選手で、スウェーデンのボルグと並んで圧倒的な人気がありました。

試合観戦というと、とかくシングルスに関心が集まりがちです。しかし、ダブルスのプロ技も必見です。今はスマートフォンなどで簡単に見ることができる時代になりました。興奮間違いなしの男子ダブルスをぜひご覧ください。


2015年に優勝を飾っているロジェール(オランダ)/テカウ(ルーマニア)のペア。彼らは同年のウィンブルドンも制した



ブライアン兄弟が初優勝した2003年から昨年までのチャンピオンペアの面々。同兄弟は14年に4度目の優勝を果たしており、長期間にわたってトップレベルを維持していたことがわかる。また、カナダのネスターはペアを替えて4度優勝を飾っている。パートナーを替える選手の典型的な例だろう


【4】プロでパートナーチェンジは当たり前

シーズン後半になってくると、上位ペアは最終戦を意識し始めます。自分が持っているポイントとランキングを見て、「あとどれくらいポイントを取れば最終戦に出られるのか?」と計算するのです。

すると、おもしろい現象が起こります。それは、それまで組んでいたペアを解消して新しいパートナーを探す選手が現れることです。中には、過去に解消したペアが復活して活躍しているケースも見られます。ダブルスの世界では、誰かがペアを替えると周囲のプレーヤーも影響されて替えていく傾向があるようです。

プロの世界では、ペアの解消は珍しいことではありません。たとえ最終戦に出られなかったとしても、翌年のシーズンでランキング上位を目指して新しいパートナーを探す選手はたくさんいます。実は、そこが私のようなダブルスファンの楽しみとなっています。「今年は誰と誰が組むのだろうか?」と。また、どうして2人は組むようになったのかを考えるのも楽しいものです。


プロの世界でペアの解消は珍しいことではない。むしろランキング上位を目指して新パートナーを探す選手は多いと言える


【次の記事】【テニスのダブルスで勝つ方法】強豪ペアのテクニック&戦術を盗んでもっとうまくなろう(2) [リバイバル記事]

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=山岡邦彦、中川和泉、石塚康隆(NBP)、田沼武男